沖縄本島は、地図で見ると細長くまとまっているため、「車があれば1日でだいたい回れるのでは?」と思いやすいですよね。
ところが、実際の沖縄本島は想像以上の広さです。国土地理院が公表している2026年4月1日時点の面積は1,208.49km²。東京23区の約1.93倍あり、グアムと比べても約2.2倍の面積があります。
さらに、沖縄本島は南北に約107kmある細長い島です。那覇空港から最北端の辺戸岬までは、道路を走ると120km以上。途中で観光や食事を楽しむなら、北部まで行って戻るだけでも丸一日を使うことがあります。
私も沖縄本島を車で一周するまでは、正直なところ「沖縄本島はそれほど大きくない」と思っていました。しかし、実際に走ってみるとかなりの距離があります。目的地へ着いたと思ったら、次の場所までまた長いドライブ。数字で見るよりも、ハンドルを握ったときのほうが島の大きさを強く感じました。
この記事では、沖縄本島の大きさを東京23区、大阪府、淡路島、シンガポール、グアムなどと比較します。車で一周する場合の距離や時間、那覇から北部へ移動するときの感覚、無理のない旅行日程についても詳しく解説します。
- 沖縄本島の面積は1,208.49km²で、東京23区の約1.93倍
- 南北の長さは約107kmあり、那覇から北部までは想像以上に遠い
- 本島一周の走行距離はルートによって約350~400km以上になる
- 運転だけなら1日で走れる場合もあるが、観光を楽しむなら2~3日以上ほしい
- 短い旅行では北部・中部・南部のどこを優先するか決めることが大切
沖縄本島の大きさを比較|面積・長さ・島の順位
- 沖縄本島の面積は1,208.49km²
- 南北の長さは約107km、最大幅は約31km
- 東京23区・大阪府・淡路島との比較
- 日本の島では面積第7位
- シンガポール・グアムとの比較
- 海岸線の長さを比較するときの注意点
沖縄本島の面積は1,208.49km²

国土地理院が公表している沖縄の地理データによると、2026年4月1日時点における沖縄島の面積は1,208.49km²です。
以前は1,206.98km²や1,207km²という数字が広く使われていました。そのため、古い観光案内やWebサイトでは、現在も以前の面積が掲載されていることがあります。
島の面積は、国土地理院が電子国土基本図の海岸線などをもとに定期的に測定しています。埋め立てや地図情報の更新によって公表値が変わるため、数字にわずかな違いがあること自体は不自然ではありません。
旅行の計画を立てるうえでは、1km²単位の違いまで気にする必要はないでしょう。ただし、記事や資料に数値を掲載する場合は、調査時点を添えておくと誤解を防げます。
| 項目 | 大きさの目安 | 旅行者が感じやすい特徴 |
|---|---|---|
| 面積 | 1,208.49km² | 東京23区が約2つ入る広さ |
| 南北の長さ | 約106.6km | 南部から北部への移動が長い |
| 最大幅 | 約31km | 場所によっては東海岸と西海岸が比較的近い |
| 周囲 | 一般に約476kmとされる | 入り組んだ海岸や半島が多い |
| 日本の島面積順位 | 第7位 | 主要4島以外では特に大きな島 |
ここで覚えておきたいのは、沖縄本島は丸い島ではなく、南北に細長い島だということです。同じ1,200km²の土地でも、正方形に近い形と細長い形では、端から端まで移動するときの負担が変わります。
沖縄本島は南北約107km、最大幅は約31km
沖縄本島の南北の直線距離は約106.6km、最も幅が広い部分は約31kmとされています。ざっくり表すと、長さは幅の3倍以上。かなり細長い形です。
東京周辺の距離感で考えると、約107kmは東京から熱海方面まで移動する感覚に近くなります。ただし、これはあくまで直線距離による比較です。沖縄本島では海岸線、山、集落、半島などを避けながら道路を走るため、実際の走行距離は直線距離より長くなります。
特に北部のやんばるエリアでは、道路が海岸や山の形に沿って曲がっています。地図上では目的地が近く見えても、ナビで検索すると予想以上の時間が表示されることがあります。
一方で、中部には東海岸と西海岸の距離が比較的近い場所もあります。西海岸の恩納村方面から東海岸のうるま市方面へ移動するようなルートでは、沖縄本島の細さを感じられるでしょう。
つまり、沖縄本島は「横断するだけなら意外と近い場所がある一方、南北へ移動するとかなり遠い島」です。この違いを知っておくと、旅行中のルートを組みやすくなります。
東京23区・大阪府・淡路島と沖縄本島を比較
1,208.49km²と聞いても、数字だけではどれほど広いのか分かりにくいですよね。そこで、日本国内の身近な地域や島と比べてみます。
| 比較対象 | 面積の目安 | 沖縄本島との比較 |
|---|---|---|
| 沖縄本島 | 1,208.49km² | 基準 |
| 東京23区 | 627.53km² | 沖縄本島は約1.93倍 |
| 大阪府 | 約1,905km² | 沖縄本島は約63% |
| 淡路島 | 592.44km² | 沖縄本島は約2.04倍 |
| 佐渡島 | 854.81km² | 沖縄本島は約1.41倍 |
| 奄美大島 | 712.42km² | 沖縄本島は約1.70倍 |
東京23区との比較
東京23区の面積は627.53km²です。沖縄本島は東京23区の約1.93倍なので、「東京23区がほぼ2つ入る」と考えると分かりやすいでしょう。
ただし、体感はかなり異なります。東京23区は鉄道や地下鉄が密に走り、短時間で移動できる地域です。一方の沖縄本島では、那覇市周辺を除くと自動車や路線バスによる移動が中心になります。
同じ面積でも、交通網や道路の形、人口の集まり方によって「広さの感じ方」が変わるということですね。
大阪府との比較
大阪府の面積は約1,905km²です。沖縄本島は大阪府全体の約63%に相当します。
大阪府よりは小さいものの、一つの島だけで大阪府の6割以上あると考えると、沖縄本島が決して小さな島ではないことが分かります。
那覇市周辺だけを見ているとコンパクトに感じるかもしれません。しかし、名護市、本部町、今帰仁村、国頭村、東村まで含めると、観光エリアはかなり広い範囲に分散しています。
淡路島との比較
国内の大きな島として知られる淡路島は592.44km²です。沖縄本島は淡路島の約2.04倍あり、淡路島がほぼ2つ入る計算になります。
淡路島を車で巡った経験がある人なら、その約2倍という比較はイメージしやすいかもしれません。ただし、沖縄本島は淡路島より南北に長いため、北部と南部を同じ日に回ると移動時間が長くなりやすい点には注意が必要です。
沖縄本島は日本の島で面積第7位

国土地理院が公表している2026年4月時点の島面積20傑では、沖縄島は日本で7番目に大きな島です。
| 順位 | 島 | 面積 |
|---|---|---|
| 1位 | 本州 | 227,942.76km² |
| 2位 | 北海道 | 77,982.32km² |
| 3位 | 九州 | 36,781.68km² |
| 4位 | 四国 | 18,296.12km² |
| 5位 | 択捉島 | 3,166.64km² |
| 6位 | 国後島 | 1,489.27km² |
| 7位 | 沖縄島 | 1,208.49km² |
| 8位 | 佐渡島 | 854.81km² |
本州や北海道と比べると、もちろん面積には大きな差があります。沖縄本島は本州の約0.53%、北海道の約1.55%です。
ただし、佐渡島、奄美大島、対馬、淡路島などよりも大きく、主要4島以外では特に規模の大きな島です。「離島だから小さいだろう」という先入観は、沖縄本島には当てはまりません。
なお、「沖縄県」と「沖縄本島」は同じ意味ではありません。沖縄県には沖縄本島だけでなく、宮古島、石垣島、西表島、久米島、与那国島など多くの島があります。県全体の大きさを比べる記事と、沖縄本島だけを比べる記事では、使用される面積が異なる点に注意してください。
シンガポール・グアムと沖縄本島を比較

沖縄本島の大きさは、海外の島や国と比べるとさらにイメージしやすくなります。ここでは、日本人にもなじみのあるシンガポールとグアムを取り上げます。
| 比較対象 | 面積の目安 | 沖縄本島との比較 |
|---|---|---|
| 沖縄本島 | 1,208.49km² | 基準 |
| シンガポール | 744.3km² | 沖縄本島は約1.62倍 |
| グアム | 約549km² | 沖縄本島は約2.2倍 |
シンガポールとの比較
シンガポール統計局が公表している2025年12月時点の国土面積は744.3km²です。沖縄本島はシンガポールの約1.62倍あります。
独立した国であるシンガポールより、沖縄本島のほうが面積は広いということですね。ただし、シンガポールでは埋め立てによって国土面積が変化しています。比較する資料の調査時点によって、比率が少し変わる可能性があります。
また、シンガポールは鉄道やバスなどの公共交通が充実した都市国家です。面積が小さいうえに交通網も密なので、観光時の移動感覚は沖縄本島と大きく異なります。
グアムとの比較
グアムの面積は約212平方マイルで、平方キロメートルに換算すると約549km²です。沖縄本島はグアムの約2.2倍あります。
沖縄本島とグアムは、どちらも日本から行きやすい南国リゾートとして比較されることがあります。しかし、島の面積には2倍以上の差があります。
グアム旅行の感覚で沖縄本島を短期間に回ろうとすると、予定を詰め込みすぎる可能性があります。特に辺戸岬や東村など本島北部まで行く場合は、グアム島内の移動とは異なる距離感で考えたほうがよいでしょう。
なお、国や地域によって面積の測り方や公表時期が異なります。海外との比較は厳密な測量結果の優劣ではなく、おおまかな大きさをつかむための目安として見てください。
海岸線の長さは約476kmとされるが単純比較には注意

沖縄本島の周囲は、一般に約476kmとされています。南北の直線距離が約107kmなのに対して周囲が長いのは、半島、湾、岬などが多く、海岸線が複雑に入り組んでいるためです。
この長い海岸線が、白い砂浜、サンゴ礁、断崖絶壁、マングローブ、干潟といった多様な景観を生み出しています。西海岸と東海岸でも雰囲気が異なるため、同じ沖縄本島の中でさまざまな海の表情を楽しめます。
ただし、海岸線の長さを東京都や大阪府などと比較するときは注意が必要です。海岸線は、どこまで細かな湾や岩場を測るかによって結果が変わります。島しょ部を含めるのか、埋め立て地をどの時点で反映しているのかによっても数字が変わるためです。
そのため、「沖縄本島の海岸線は東京都の何倍」と断定するよりも、「南北約107kmの島に対して、周囲は約476kmとされるほど複雑な海岸を持つ」と理解するほうが適切でしょう。
人口分布から分かる沖縄本島の大きさと地域差
沖縄本島は、島のどこへ行っても同じように街が続いているわけではありません。人口や商業施設は那覇市を中心とした中南部に集まり、北へ進むほど自然の占める割合が大きくなります。
沖縄県が公表した2025年10月1日時点の地域別人口では、中部が県人口の43.9%、南部が40.0%、北部が8.8%です。県の地域区分には一部の周辺離島も含まれますが、人口が中南部へ大きく集中している傾向はよく分かります。
| 地域 | 人口 | 沖縄県人口に占める割合 | 旅行中に感じやすい特徴 |
|---|---|---|---|
| 北部 | 129,331人 | 8.8% | 自然が多く、目的地間の距離が長い |
| 中部 | 644,363人 | 43.9% | 市街地、基地、住宅地、観光地が連続する |
| 南部 | 585,886人 | 40.0% | 那覇を中心に人口と都市機能が集中する |
沖縄県公式サイトでは、沖縄本島の人口密度を1km²当たり1,071人とする資料も掲載されています。ただし、島全体の平均値だけでは地域差は分かりません。
例えば、那覇市の人口密度は1km²当たり7,000人を超えます。一方で、北部の国頭村や東村は数十人程度です。同じ島の中に、人口が密集した都市部と、深い森が広がる地域が共存しています。
那覇空港から那覇市街地へ移動している間は、建物や交通量が多く、「沖縄は思ったより都会だな」と感じるかもしれません。しかし、名護市を越えてやんばる方面へ進むと、景色は大きく変わります。
この変化こそが、沖縄本島の広さを体感できるポイントです。面積の数字だけでなく、街、リゾート、農地、山、森が南北に連なっていることが、島をより大きく感じさせます。
南部・中部は都市が連続している

沖縄本島の南部から中部にかけては、那覇市、浦添市、宜野湾市、沖縄市、うるま市などの市街地が連続しています。
飲食店、ショッピング施設、住宅、ホテルなどが多く、夜まで人や車の動きが活発です。道路も充実していますが、交通量が多いため、距離のわりに移動時間がかかることがあります。
特に那覇市内、那覇空港周辺、国道58号、主要なインターチェンジ付近では、通勤時間や観光シーズンに渋滞が発生しやすくなります。
地図上で20kmしか離れていない場所でも、渋滞や駐車場探しを含めると1時間近くかかることがあります。沖縄旅行では、走行距離だけでなく「街を抜ける時間」も予定に入れておきたいところです。
北部のやんばるは自然が広く残る
名護市より北へ進むと、山や森の割合が増えていきます。国頭村、大宜味村、東村を中心とするやんばるには、亜熱帯の照葉樹林や希少な生き物が暮らす自然環境が残されています。
2021年には、沖縄島北部を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されました。
北部では人口や信号が少ない場所もありますが、だからといって短時間で移動できるとは限りません。カーブの多い道路や速度を出しにくい区間があり、コンビニやガソリンスタンドも中南部ほど多くありません。
辺戸岬や東村方面まで行くときは、燃料の残量、飲み物、休憩場所、日没時間を確認しておくと安心です。特に夜間や悪天候時は無理な運転を避けてください。
北部と南部の観光地、ホテル、移動手段の違いについては、沖縄の北部と南部の違いを徹底比較!どっちがおすすめ?で詳しく解説しています。
沖縄本島を車で一周すると何km?時間と日数の目安
- 沖縄本島一周の距離はルートによって変わる
- 主要道路中心なら約350km前後が目安
- 海岸に近い道を回ると400kmを超えることがある
- 運転だけなら1日、観光を含めるなら2~3日以上
- 那覇から美ら海水族館や辺戸岬までの所要時間
沖縄本島一周の距離は約350~400km以上が目安

「沖縄本島一周は何kmですか?」という疑問には、一つの決まった答えがありません。どの道を通れば一周とするのか、公式に統一されたルートがないためです。
那覇を出発し、主要道路を使って北部まで往復しながら東海岸と西海岸をつなぐルートなら、約350km前後になることがあります。
一方で、本部半島、古宇利島周辺、東海岸、知念半島、糸満方面などへ寄りながら、海岸に近い道路を丁寧に走ると400kmを超えることもあります。
| 走り方 | 走行距離の目安 | 必要な時間・日数 |
|---|---|---|
| 高速道路と主要道路を中心に走る | 約300~350km | 運転中心で約8~10時間以上 |
| 東西の海岸をつないで一周する | 約350~400km | 休憩を含めて丸一日以上 |
| 半島や海岸沿いを細かく回る | 400km以上 | 観光込みで2~3日以上 |
表の距離や時間はあくまで目安です。道路状況、出発地点、立ち寄り先、渋滞、工事、天候によって変わります。
また、古宇利島、瀬底島、浜比嘉島などを加える場合、厳密には沖縄本島から橋でつながった別の島へ渡ることになります。それでも旅行者のドライブコースとしては一緒に組み込まれることが多く、その分だけ総走行距離が伸びます。
実際に一周して感じたのは数字以上の広さ
私自身、沖縄本島を車で一周してみるまでは、「南の島だから、ぐるっと回ってもそれほど時間はかからないだろう」と考えていました。
しかし、実際に走ってみると印象はかなり違いました。那覇周辺の市街地を抜けるまでにも時間がかかり、北部に入ってからは目的地と目的地の間が長くなります。
海沿いの景色がきれいなのでドライブ自体は楽しめますが、同じ姿勢で長時間運転すると疲れも出てきます。途中で写真を撮ったり、食事をしたり、景色のよい場所に寄ったりすると、時間はあっという間に過ぎていきました。
この経験から感じたのは、「一周できるかどうか」と「一周を楽しめるかどうか」は別だということです。
走り切ることだけを目的にすれば1日でも可能かもしれません。しかし、沖縄らしい海、グルメ、歴史、自然を味わいたいなら、距離を詰め込みすぎないほうが満足しやすいかなと思います。
沖縄本島一周を1日で走るのは現実的?
観光をほとんどせず、早朝から長時間運転するのであれば、1日で一周に近いルートを走れる可能性はあります。
ただし、信号、渋滞、食事、給油、トイレ休憩まで含めると、10時間以上の行程になることがあります。海岸沿いを細かく走れば、さらに時間が必要です。
次のような人には、1日一周はあまり向いていません。
- 初めて沖縄で運転する人
- 一人だけで長時間運転する人
- 子どもや高齢の家族と旅行する人
- 美ら海水族館や首里城などをゆっくり観光したい人
- カフェやビーチにも立ち寄りたい人
- 到着日や飛行機に乗る日に一周しようとしている人
特に最終日はおすすめできません。レンタカーの返却、給油、空港までの送迎、手荷物の預け入れなどに時間がかかります。事故渋滞や道路規制が発生すると、飛行機に間に合わなくなるおそれもあります。
どうしても1日で走りたい場合は、観光スポットを2~3か所に絞り、交代できる運転者を確保し、日没前に市街地へ戻れる計画を立てましょう。台風、大雨、強風などの予報がある日は延期する判断も必要です。
観光しながら一周するなら2~3日以上が目安
沖縄本島を観光しながら一周したいなら、最低でも2日、できれば3日以上に分けると無理がありません。
| 日数 | 回り方の例 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1日 | 主要道路を中心に走り、立ち寄りを最小限にする | ドライブそのものが目的の人 |
| 2日 | 1日目に西海岸と北部、2日目に東海岸と南部 | 代表的な景色を効率よく見たい人 |
| 3日 | 南部・中部・北部を1日ずつ回る | 観光や食事も落ち着いて楽しみたい人 |
| 4日以上 | 北部宿泊や離島、ホテル滞在も組み込む | 移動を急がず沖縄を満喫したい人 |
2日で回る場合は、1日目に那覇から西海岸を北上して名護や本部方面へ宿泊し、2日目に北部から東海岸を通って南部へ戻るルートが考えられます。
3日使えるなら、南部、中部、北部に分ける方法が分かりやすいでしょう。1日に走る距離を短くできるため、観光地で過ごす時間も確保しやすくなります。
沖縄旅行に必要な宿泊日数については、沖縄旅行は何泊が最適?目的別のおすすめ日数ガイドも参考にしてください。
那覇空港から主要観光地までの距離と時間
沖縄本島の広さを旅行者が最も実感しやすいのが、那覇空港から北部へ移動するときです。
| 目的地 | 走行距離の目安 | 車での所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 国際通り周辺 | 約6~8km | 約15~30分 |
| 北谷・アメリカンビレッジ | 約20~25km | 約40分~1時間 |
| 恩納村 | 約45~60km | 約1~1時間30分 |
| 名護市 | 約70~80km | 約1時間20分~2時間 |
| 沖縄美ら海水族館 | 約90~100km | 約1時間40分~2時間30分 |
| 古宇利島 | 約90~100km | 約1時間40分~2時間30分 |
| 辺戸岬 | 約120~130km | 約2時間40分~3時間30分 |
所要時間は渋滞の少ない時間帯と混雑時で大きく変わります。ナビに表示された時間をそのまま信じるのではなく、休憩や駐車場待ちを含めて30分から1時間ほど余裕を持たせておくと安心です。
那覇空港に到着してからレンタカーで出発する場合は、空港から営業所への送迎と貸し出し手続きにも時間がかかります。到着時刻とドライブ開始時刻は同じではありません。
レンタカーの受け取り場所や送迎時間については、沖縄旅行でレンタカーはどこで借りる?送迎や格安予約の正解【2026年版】で詳しく解説しています。
沖縄本島の大きさを考えた観光プランの立て方

沖縄本島旅行で失敗しやすいのは、地図上で行きたい場所だけを選び、移動時間を後から足してしまうことです。
例えば、午前中に南部の平和祈念公園へ行き、午後に美ら海水族館を見て、夕方に古宇利島へ行くような計画は、地図上では成立しているように見えます。しかし、実際には移動が中心の一日になりかねません。
沖縄旅行では、先にエリアを決め、その中から観光地を選ぶほうがスムーズです。
1泊2日は一つのエリアに絞る
1泊2日では、実際に自由に使える時間はそれほど長くありません。到着日と帰宅日は飛行機、空港移動、レンタカー手続きに時間を取られます。
那覇や南部を中心にするなら、国際通り、首里城公園、瀬長島、南城市、糸満市などから目的地を選ぶと回りやすくなります。
北部を重視するなら、到着後に名護や本部方面へ移動して宿泊し、美ら海水族館、備瀬のフクギ並木、古宇利島などに絞る方法があります。
1泊2日で南部と最北端の両方を回ると、旅の多くを車内で過ごす可能性があります。「今回は北部」「次回は南部」と分けるのも、沖縄旅行を楽しむ立派な選択です。
2泊3日は北部と南部を同じ日に詰め込まない
2泊3日は沖縄本島旅行の定番ですが、どの場所でも自由に回れるほど長い日程ではありません。
北部と南部の両方を楽しみたい場合は、日ごとにエリアを分けましょう。
- 1日目:那覇到着後、中部または恩納村方面へ移動
- 2日目:美ら海水族館、古宇利島など北部観光
- 3日目:那覇市内や南部を観光して空港へ
帰りの飛行機が早い場合は、3日目に遠出をしないことも大切です。レンタカー返却時刻から逆算し、空港に余裕を持って着ける範囲で行動してください。
3泊4日以上なら分泊も検討する
3泊4日以上なら、那覇と北部など、複数のエリアに宿泊する方法が使いやすくなります。
例えば、最初の2泊を恩納村や名護周辺、最後の1泊を那覇にすると、北部観光と帰りの空港アクセスを両立しやすくなります。
ただし、分泊には荷造りやチェックインの手間があります。小さな子ども連れ、荷物の多い旅行、ホテル滞在を重視する人は、無理にホテルを変えないほうが快適な場合もあります。
連泊する場合は、行きたい場所の中心に近いホテルを選びましょう。北部観光が中心なのに那覇へ連泊すると、毎日長距離を往復することになります。
レンタカーは価格だけで選ばない
沖縄本島を広く回るなら、レンタカーは便利な移動手段です。ただし、最安料金だけで決めると、受け取りや返却、補償、車内の広さで困ることがあります。
予約前には、次の項目を確認しておきましょう。
- 空港から営業所までの送迎方法と所要時間
- 免責補償やNOC補償が料金に含まれているか
- 人数とスーツケースを積める荷室があるか
- カーナビ、スマートフォン接続、充電端子の有無
- チャイルドシートやジュニアシートの料金
- 返却前の給油方法と指定ガソリンスタンド
- 営業時間と飛行機に合わせた返却可能時刻
- 予約変更やキャンセルの条件
本島一周や北部への長距離移動を予定している場合は、燃費だけでなく運転姿勢や乗り心地も大切です。大人数だからと大きすぎる車を選ぶと、狭い道や駐車場で扱いにくくなることがあります。
一方で、人数に対して小さすぎる車を選ぶと、スーツケースが載らないこともあります。乗車人数ではなく「人数と荷物を積んだ状態」で車種を選ぶのが失敗しにくい方法です。
複数の予約サイトを比較するときは、車両料金だけでなく補償を含めた合計額を見てください。旅行日程が決まった段階で空車を確認し、条件のよいプランを早めに押さえておくと安心ですよ。
地図は距離ではなく所要時間で見る
沖縄旅行のルートを作るときは、目的地同士を直線で結ぶのではなく、ナビや地図アプリで実際の走行時間を確認しましょう。
確認するときは、旅行当日と同じ曜日や時間帯に検索すると、交通量を想定しやすくなります。ただし、事故や天候による渋滞までは予測できません。
私は一つの移動ごとに、ナビの表示時間へ少なくとも15~30分程度の余裕を足しておくのがよいと思います。北部への長距離移動や空港へ戻る日は、さらに余裕を持たせたいところです。
スマートフォンの地図は現在地や渋滞を調べるのに便利ですが、旅全体を考えるときは紙の地図や見開きのガイドブックも役立ちます。北部、中部、南部の位置関係を一度に見られるため、無理な往復に気づきやすくなります。
沖縄本島の大きさ比較に関するよくある質問
- 沖縄本島の面積は何km²ですか?
-
国土地理院が公表している2026年4月1日時点の面積は1,208.49km²です。古い資料では1,206.98km²や約1,207km²と記載されていることがあります。
- 沖縄本島は東京23区の何倍ですか?
-
東京23区の面積は627.53km²なので、沖縄本島は約1.93倍です。おおまかには、東京23区が2つ近く入る広さと考えられます。
- 沖縄本島はグアムより大きいですか?
-
沖縄本島のほうが大きいです。グアムは約549km²なので、沖縄本島は約2.2倍あります。公表時期や面積の定義が異なるため、比率はおおまかな目安として見てください。
- 沖縄本島の端から端までは何時間かかりますか?
-
那覇空港から最北端の辺戸岬までは約120~130kmあり、車で約2時間40分~3時間30分が目安です。渋滞、休憩、天候によってはさらに時間がかかります。
- 沖縄本島を車で一周すると何kmですか?
-
決められた一周ルートはありませんが、主要道路を中心に走る場合で約300~350km、東西の海岸や半島を回る場合は約350~400km以上が目安です。
- 沖縄本島は1日で一周できますか?
-
観光をほとんどせず運転を中心にすれば、1日で一周に近いルートを走れる可能性はあります。ただし、休憩や渋滞を含めると10時間以上になることがあり、観光旅行としてはおすすめしにくい行程です。
- 観光しながら一周するには何日必要ですか?
-
最低でも2日、できれば3日以上あると無理がありません。南部、中部、北部を日ごとに分けると、移動ばかりにならず観光や食事も楽しめます。
- 沖縄本島観光にはレンタカーが必要ですか?
-
那覇市内だけなら、ゆいレール、バス、徒歩でも観光できます。美ら海水族館、古宇利島、やんばるなど複数の北部観光地を自由に回りたい場合は、レンタカーが便利です。
まとめ|沖縄本島は東京23区の約2倍で一周には余裕が必要
沖縄本島の大きさについて、面積、長さ、人口分布、移動時間、車で一周する距離から比較してきました。
- 沖縄本島の面積は2026年4月時点で1,208.49km²
- 東京23区の約1.93倍に相当する
- 大阪府全体の約63%に相当する
- 淡路島の約2.04倍、佐渡島の約1.41倍
- シンガポールの約1.62倍
- グアムの約2.2倍
- 日本の島面積ランキングでは第7位
- 南北の直線距離は約106.6km
- 最大幅は約31kmで南北に細長い
- 周囲は一般に約476kmとされる
- 人口や都市機能は那覇を中心とした中南部に集中している
- 北部には広大な森林や自然が残っている
- 那覇空港から美ら海水族館までは車で約2時間前後
- 那覇空港から辺戸岬までは約3時間前後
- 一周の距離はルートによって約350~400km以上
- 運転だけなら1日でも可能だが観光には向かない
- 観光しながら一周するなら2~3日以上ほしい
- 北部・中部・南部を日ごとに分けると回りやすい
- 宿泊地は行きたい観光地に合わせて選ぶ
- レンタカーは料金だけでなく補償や受け取り時間も比較する
沖縄本島は、地図で眺める以上に広い島です。私も実際に一周してみて、思っていたよりかなり距離があることに驚きました。
せっかく沖縄へ行くなら、観光地の数を増やすことだけにこだわらず、移動時間を含めて旅を組み立ててみてください。北部の日、南部の日というようにエリアを分けるだけでも、運転の負担はかなり変わります。
まずは行きたい場所を地図上に並べ、移動時間を確認しましょう。そのうえで宿泊エリアとレンタカーを決めれば、車内で過ごすだけの旅行になりにくく、沖縄らしい景色や食事をゆっくり楽しめますよ。
記事内で使用した主な公的資料
- 国土地理院「沖縄の地理」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 沖縄県「沖縄県の推計人口」
- 沖縄県「離島の概況」
- Singapore Department of Statistics


