沖縄旅行の夜、どこで食事をしようか迷っているなら、真っ先に候補に入れてほしいのが瀬長島ウミカジテラスでのディナーです。那覇空港から車でわずか15分ほどというアクセスの良さに加え、地中海のリゾート地を思わせる白い壁と青い海、そして夜になれば煌びやかな夜景が広がるこの場所は、まさに「非日常」を味わうのにうってつけのスポットだからです。
私自身、初めて訪れたときは、その圧倒的なロケーションの美しさに言葉を失いました。昼間の青い空も素敵ですが、夜のウミカジテラスはまた別格の顔を見せてくれます。
ただ、いざ行こうとすると「お店がたくさんありすぎてどこがいいのか分からない」「観光地価格で高いんじゃないか」「予約はできるのか」といった疑問や不安が出てくるのも事実ですよね。実際、人気店は予約ができなかったり、駐車場が満車で入れなかったりといったトラブルも少なくありません。私も最初の頃は、お店選びに失敗して少し残念な思いをしたこともありました。でも、何度か通ううちに、シーンごとのおすすめのお店や、混雑を避けるためのちょっとしたコツが見えてきたんです。
この記事では、デートや女子会で絶対に外さないおしゃれなレストランから、家族連れや学生さんでも安心して楽しめるコスパ抜群のお店まで、私の実体験に基づいて厳選した情報を紹介します。さらに、雨の日でも楽しめる屋内席の情報や、最も美しいサンセットを見るための時間管理術など、ガイドブックには載っていないリアルな攻略法も余すことなくお伝えします。
- シーンや予算に合わせて選べる厳選されたおすすめ店舗情報と詳細なメニュー解説
- 予約ができない店舗が多い中での賢い立ち回り方と、待ち時間を無駄にしない混雑回避術
- 雨の日や風が強い日でも快適にディナーを楽しむための具体的な店舗選びと対策
- サンセットからマジックアワー、ライトアップまで最も美しい瞬間を逃さないための時間管理
ウミカジテラスでディナーのおすすめとシーン別店舗攻略
全47店舗が傾斜地に立ち並ぶウミカジテラスは、まるで迷路のようです。どのお店も魅力的で目移りしてしまいますが、誰と行くか、どんな気分かによって「正解」のお店は変わってきます。「せっかくの沖縄旅行だから、絶対に失敗したくない」というその気持ち、痛いほどよく分かります。ここでは、ロマンチックなデート、ワイワイ楽しむグループ旅行、落ち着いた家族の食事など、利用シーンに合わせて私が自信を持っておすすめできる店舗を厳選し、その魅力を深掘りして解説します。
デートや夜景が綺麗なレストランでロマンチックな夜
カップルでウミカジテラスを訪れるなら、食事の味はもちろんですが、それ以上に「シチュエーション」が重要ですよね。特に、太陽が水平線に沈む「サンセット」から、空が深い青色に染まる「マジックアワー」、そして空港や対岸の街明かりが輝き出す「夜景」へと移り変わる時間帯は、何にも代えがたい演出になります。この特別な時間を最大限に満喫できるお店を選ぶことが、デート成功の鍵を握っていると言っても過言ではありません。
まず、特におすすめしたいのが「YONAR`S GARDEN(ヨナーズガーデン)」です。ここはウミカジテラスの中でも上層階に位置しているため、視界を遮るものが少なく、パノラマのような眺望が広がっています。テラス席に座れば、心地よい夜風を感じながら、目の前に広がる東シナ海と、那覇空港の滑走路を行き交う飛行機のライトを独り占めできるんです。
料理も絶品で、特に看板メニューのステーキは、熱々の鉄板で提供され、ジューシーな肉汁とガーリックの香りが食欲をそそります。「ステーキとワイン」という王道の組み合わせを楽しめるので、大人のデートにぴったり。価格も高級店ほど高くなく、二人で5,000円〜7,000円程度で十分に満足できるのも嬉しいポイントです。スタッフの方の対応もスマートで、記念日のプレートなどの相談にも乗ってくれるので、サプライズを考えている方にもおすすめですよ。

また、もし「絶対に席を確保したい」「もう少しフォーマルで落ち着いた雰囲気がいい」という場合は、ウミカジテラスの敷地内ではなく、そのすぐ上(隣接する瀬長島ホテル側)にある「POSILLIPO cucina meridionale(ポジリポ)」もぜひ検討のリストに入れてください。厳密にはウミカジテラスのテナントではありませんが、このエリアで数少ない「事前にネット予約が可能」なレストランです。店内は洗練されたインテリアで統一されており、提供される南イタリア料理はどれも本格的。

特にピザは専用の窯で焼き上げられ、もちもちの生地とフレッシュな具材のハーモニーがたまりません。テラス席からの眺めはウミカジテラスを見下ろす形になり、より広角に夜景を楽しめます。「席が空いていなくて歩き回る」という事態を絶対に避けたい特別な夜には、ここを予約しておくのが一番の安心材料になるはずです。
「せっかくのディナーだから、二人でワインを飲んでゆっくりしたい」という方は、いっそのこと敷地内にある「琉球温泉 瀬長島ホテル」に泊まってしまうのも賢い手です。ここなら、ディナーの後、夜風に当たりながら歩いて部屋に戻れますし、天然温泉で旅の疲れも癒やせます。帰りの運転やタクシー配車の心配から解放される贅沢、一度味わうとクセになりますよ。
▼客室露天風呂からのオーシャンビューが人気
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デート利用のポイント
日没時間の30分前には入店して、席に着くことを強くおすすめします。そうすることで、まだ明るい海の青さ、ドラマチックな夕日、そしてロマンチックな夜景という3つの異なる景色を、一度の食事で全て楽しむことができます。また、冬場の夜は海風が意外と冷たいので、女性にはブランケットを貸してくれるお店を選ぶか、羽織るものを持参する配慮があると完璧ですね。
安い予算でも満足できるコスパ抜群の食事
「観光地のディナーって、どうしても値段が高くなるイメージがある…」と心配な方も多いのではないでしょうか。確かにリゾート価格のお店もありますが、実はウミカジテラスには、1,000円台でお腹いっぱいになれるコスパ優秀なお店もたくさんあるんです。予算を抑えつつ、沖縄らしさもしっかり味わいたい。そんな賢いトラベラーに推したいのが、以下の2店舗です。
まず一つ目は、「沖縄そば処 もとぶ熟成麺」です。「ディナーで沖縄そば?」と意外に思うかもしれませんが、これがまた良いんです。昼間の暑さが和らぎ、夜風が心地よく吹き抜けるテラス席で、温かいカツオ出汁の香りに包まれながらそばをすする体験は、高級フレンチにはない「ほっとする癒やし」があります。
こちらのお店の特徴は、なんといっても店名にもなっている「熟成麺」。通常の沖縄そばよりもコシが強く、ツルッとした喉越しが特徴で、一度食べるとクセになる食感です。三枚肉やソーキもしっかりと味が染みていて、ボリュームも満点。予算は1,000円〜1,500円程度で済むので、浮いたお金でお土産を買ったり、食後に別のカフェでデザートを楽しんだりと、夜の楽しみ方が広がります。気取らない食事なので、遊び疲れた体に染み渡るような優しさがありますよ。
もう一つのおすすめは、「タコライスcafe きじむなぁ」です。沖縄県内で数店舗展開している人気店ですが、ウミカジテラス店はロケーションが最高です。ここの名物は、沖縄のソウルフード「タコライス」の上に、ふわふわトロトロのオムレツを乗せた「オムタコ」。スパイシーなタコミートと、まろやかな卵の相性が抜群で、子供から大人まで誰でも大好きな味です。
ソースの種類やトッピング(アボカドやベーコンなど)も豊富に選べるので、自分好みのカスタマイズができるのも楽しいところ。見た目もカラフルで可愛らしく、写真映えもバッチリです。さらに、ここの素晴らしい点は、テイクアウトがしやすいこと。もしお店の席が満席でも、テイクアウトして海沿いのフリースペースや階段に座って食べれば、まるでピクニックのような開放感を味わえます。波音をBGMに食べるタコライスは、レストランの中で食べるよりも美味しく感じるかもしれません。

肉料理やバーガーで楽しむボリューム満点の夕食
沖縄に来たら、アメリカ文化の影響を受けたボリューミーな肉料理やハンバーガーを思いっきり頬張りたい!という方も多いですよね。特に友人グループでの旅行や、「今日の夜はガッツリ食べるぞ!」という気分のときには、視覚的にもインパクト抜群の「肉ディナー」が場の空気を一気に盛り上げてくれます。
その筆頭として挙げたいのが、「氾濫バーガー チムフガス」です。このユニークな店名、「チムフガス」とは沖縄の方言で「心を驚かせる」「満足させる」という意味があるそうですが、出てくるバーガーを見ればその意味が即座に理解できます。看板メニューの「氾濫バーガー」は、厚みのあるパティ、溢れんばかりの野菜、そしてたっぷりのソースがバンズの間にこれでもかと挟み込まれており、まさに具材が「氾濫」している状態。

その高さとボリュームは圧巻で、テーブルに運ばれてきた瞬間に全員がスマホを取り出して撮影会が始まること間違いなしです。特に「アボカドチーズバーガー」は、濃厚なアボカドととろけるチーズ、そしてジューシーな肉汁が口の中で混ざり合い、至福の味わい。かなり大きいので、女性の方はナイフとフォークを使ってシェアしながら食べるのがおすすめです。口の周りをソースだらけにしながら笑い合うのも、旅の良い思い出になりますよ。
また、2025年にオープンした比較的新しい注目株が「WHITEdog BURGER」です。こちらは「美味しいビール」とのペアリングをコンセプトに掲げており、大人のハンバーガーショップといった雰囲気。100%ビーフを使用したパティは肉本来の旨味が強く、噛むほどに味わいが広がります。さらに特徴的なのが、パリパリ食感のタコスも提供している点。
ビールのアテとして最高なんですよね。ここは営業時間が21:00までと、ウミカジテラスの中では比較的遅くまで開いているのも嬉しいポイント。到着が少し遅れてしまったときや、ホテルに戻る前にもう少し夜風を感じたいときに最適です。海に向いたカウンター席で、夜景を眺めながらクラフトビール片手に絶品バーガーをかじる…まるでアメリカ西海岸にいるかのような開放的で自由な夜を過ごせます。
沖縄料理やイタリアンなどジャンル別人気店
ここまで紹介した以外にも、ウミカジテラスには47店舗の個性豊かなお店が集まっています。「肉や麺だけじゃなく、もっと色々な選択肢が知りたい」という方のために、ジャンルごとに「ここに行けば間違いない」という実力派のお店をピックアップして深掘りしました。
こだわりの海鮮なら「親父のまぐろ」
「沖縄でマグロ?」と意外に思うかもしれませんが、実は沖縄県は生鮮マグロの水揚げ量が全国でもトップクラスなんです。このお店は、オーナーのお父様が現役の漁師さんで、自ら釣り上げたマグロを直送しているという、鮮度に関しては右に出るものがいない名店です。最大の特徴は、一度も冷凍していない「生マグロ」を提供していること。冷凍解凍のプロセスを経ないマグロは、水っぽさが全くなく、驚くほど濃厚でねっとりとした旨味があります。おすすめは「アヒポキライス」。ハワイのポキ丼を沖縄県産マグロでアレンジした一品で、ゴマ油と醤油の香ばしいタレが絡んでご飯が進みます。見た目もオシャレでヘルシーなので、重たい食事が続いた日のディナーにも最適です。
お酒とおつまみなら「Proost Tokyo」
「しっかり食事というよりは、美味しいお酒をメインに色々なつまみを楽しみたい」というお酒好きの方には、東京から進出したソーセージ&燻製バル「Proost Tokyo」がベストチョイスです。ここの自慢は、店内で腸詰めしている無添加の手作りソーセージ。市販のものとは一線を画す「肉肉しさ」とハーブの香りが特徴で、噛むと肉汁が飛び出します。また、ウイスキーに合う燻製料理も豊富で、チーズやナッツ、ベーコンなどの燻製盛り合わせは、お酒泥棒な一皿。クラフトビールやこだわりのウイスキーも揃っており、夜風に当たりながらグラスを傾ける時間は、まさに大人の贅沢。しっかりとした屋内席もあるので、天候を気にせずゆっくり飲めるのも高ポイントです。
本格ピザなら「PIZZERIA CARINO UMIKAJI」
カジュアルにイタリアンを楽しみたいなら、「PIZZERIA CARINO」へ。店内には本格的なピザ窯があり、オーダーが入ってから一枚一枚丁寧に焼き上げてくれます。ここのピザはローマ風で、生地が薄くてパリッとしたクリスピーな食感が特徴。重すぎないので、お酒のおつまみ感覚でパクパク食べられます。期間限定からレギュラーメニューに昇格した「トマボナーラ」などのパスタメニューも人気が高く、家族でシェアするのにもぴったりです。スタッフの方もフレンドリーで、気取らない雰囲気が居心地の良いお店です。
| 店舗名 | ジャンル | 予算目安 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 親父のまぐろ | 海鮮・丼 | ¥1,500〜 | 漁師直送の「冷凍なし生マグロ」が絶品。アヒポキライスが人気。 |
| Proost Tokyo | バル | ¥1,000〜 | 無添加手作りソーセージと燻製料理。お酒メインの利用に最適。 |
| PIZZERIA CARINO | イタリアン | ¥1,500〜 | 本格窯焼きのローマ風ピザ。クリスピー生地で軽く食べられる。 |
女子会やカフェ利用に最適なスイーツと夜パフェ
ディナーでお腹いっぱいになった後でも、甘いものは別腹ですよね。あるいは、「夜ご飯は軽めにして、スイーツをメインにした女子会にしたい!」という計画もあるかもしれません。ウミカジテラスには、夜の雰囲気にも映えるユニークなカフェやスイーツ店が充実しています。
まず、話題性抜群で絶対に盛り上がるのが「ICE TERRA©E(アイステラス)」です。ここはなんと、店内がマイナス温度に保たれた「アイスバー」なんです。入り口で専用のコートを借りて中に入ると、そこは氷の世界。テーブルも椅子も、店内の装飾も全て氷で作られています。真夏の沖縄で、極寒体験をするというギャップが最高に楽しく、SNSのネタになること間違いなしです。カラフルなカクテルを氷のグラスで飲む体験は、他では味わえません。長居はできませんが、ディナー前のアペリティフや、食後のクールダウンとして立ち寄ると、旅のハイライトになりますよ。
もっとゆったりとリラックスして過ごしたい派には、「HAMMOCK CAFE LA ISLA」がイチオシです。その名の通り、店内やテラスにはたくさんのハンモックが吊るされています。昼間は青い海を見ながら揺られるのが最高ですが、夜のハンモックもまた格別。星空や対岸の夜景を見上げながら、ゆらゆらと揺られていると、日頃の疲れが溶けていくようです。アルコールメニューも提供しているので、カクテル片手にハンモックで語り合う…なんていうチルアウトな時間を過ごせます。
そして、スイーツ好きなら外せないのが、全国的にも有名な「幸せのパンケーキ」。いつも行列ができている人気店ですが、夜の時間帯は昼間よりも比較的入りやすい傾向があります。ウミカジテラス店限定のロケーションで食べるふわふわのパンケーキは、まさに幸せの味。夜景を見ながら、フルーツたっぷりのパンケーキをシェアすれば、甘党のカップルや女子旅にはたまらない夜になるでしょう。

ウミカジテラスのディナーを楽しむためのおすすめ情報
行きたいお店の目星はつきましたか?でも、ちょっと待ってください。お店を決めるだけでは、完璧なウミカジテラス攻略とは言えません。「予約はできるの?」「もし雨が降ったらどうする?」「帰りの足はどう確保する?」といった、現地のリアルな事情を知っておくことで、当日の「困った!」を回避し、スマートにエスコートすることができます。ここでは、私が実際に何度も通って体得した注意点や、知っておくと得する情報をQ&A形式も交えて詳しくまとめました。
予約なしでも入れる?混雑状況と予約の可否
結論から申し上げますと、残念ながらウミカジテラス内の飲食店の多くは予約できない店も多い一方で、予約可能な店舗もあります。可否や方法は店舗ごとに異なるため、公式ページや各店の案内を確認するのが確実です。これには理由があって、施設の構造上テラス席がメインであるため天候に左右されやすいことや、多くの観光客が訪れるため回転率を重視している背景があるようです。「予約してスマートに入店」という計画が立てにくいのが、ウミカジテラスの難点でもあります。
ですので、人気店に行く場合は基本的に「行列覚悟」で臨む必要があります。特に、サンセットが見られる18:00〜19:00頃の「ゴールデンタイム」は最も混雑し、人気店では30分〜1時間待ちになることも珍しくありません。では、どうすればスムーズに入店できるのか。私の経験上の攻略法は2つあります。
一つ目は、「ピークタイムをずらす」こと。具体的には、日没のかなり前、17:00台前半に入店してしまうのがおすすめです。この時間ならまだ席に余裕があることが多く、希望のテラス席を確保できる確率が高いです。早めのディナーを楽しんで、食後にサンセットをゆっくり眺めるというスタイルですね。逆に、20:00以降の遅めの時間を狙うのもアリです。第一陣のお客さんが帰り始める時間なので、意外とすんなり入れたりします。
二つ目は、「直前の電話確認」です。「予約不可」となっていても、当日に電話で「今の混雑状況はどうですか?」「屋内席なら空いていますか?」と確認することは可能です。お店に向かう前に一本電話を入れるだけで、「行ってみたら満席だった」という徒労を防ぐことができます。

裏技アドバイス
どうしても並びたくない、でも美味しいものが食べたい時は「テイクアウト」を活用しましょう。多くの店舗でテイクアウトに対応しており、施設内のベンチや階段など、海が見えるフリースペースで食事を楽しむことができます。これなら待ち時間ゼロで、絶景ディナーが叶いますよ。

雨の日でも安心な屋内席があるお店
「ウミカジテラス=屋外テラス」というイメージが強いため、「雨が降ったら行く意味がないのでは?」と思われがちです。確かに晴れた日の開放感は格別ですが、雨の日だからといって諦める必要はありません。実は、しっかりとした屋内席(インドア)を備えているお店を選べば、雨の日ならではの情緒的なディナーを楽しむことができるんです。
例えば、先ほど紹介した「YONAR`S GARDEN」や「Proost Tokyo」、「親父のまぐろ」などは、ガラス張りのしっかりとした屋内スペースを持っています。雨に濡れることなく、ガラス越しに雨に煙る那覇空港や、しっとりと濡れたテラスの光を眺めるのは、晴天時とは違った大人の雰囲気があります。雨音を聞きながらゆっくりと食事をするのも、また一興です。
また、店舗によっては「生マリトッツォ専門店 gatto」のように、雨の日限定のメニューやサービスを用意して、悪天候を逆手に取った楽しみ方を提供している粋なお店もあります。「雨の日=残念」ではなく、「雨の日だからこそ楽しめるリゾートステイ」と捉え直してみるのも良いかもしれません。
ただし、一つだけ注意点があります。それは「風」です。ウミカジテラスは海に面しているため、風の影響をモロに受けます。雨だけでなく強風を伴う場合は、屋根があってもテラス席は厳しい(食事が飛んでいったり、濡れたりする)場合がほとんどです。台風前後や風が強い日は、迷わず屋内席のあるお店に避難するか、施設の営業状況をSNSなどで確認することをおすすめします。

ライトアップの時間に合わせてサンセットを見る
ウミカジテラスの夜の魅力は、時間経過とともに景色がドラマチックに変化していく点にあります。オレンジ色の夕日が海に溶けていく「サンセット」、空がグラデーションに染まる「マジックアワー」、そして施設全体が白い光に包まれ、空港の誘導灯が輝き出す「ライトアップ」。これらを全て楽しむためには、入店時間のコントロールが不可欠です。
施設のライトアップ開始時間は、季節ごとの日没時間に合わせて細かく調整されていますが、基本的には「日没時間の30分〜1時間前」に入店するのがベストスケジュールです。参考までに、国立天文台などのデータを基にした、沖縄(那覇)のおおよその日没時間を目安にしてください(出典:国立天文台 暦計算室)。
- 夏(6月〜7月頃): 日没は19:20〜19:40頃。18:30〜19:00頃の入店がおすすめ。夕暮れが長く、20時近くまで明るい時間が続きます。
- 冬(12月〜1月頃): 日没は17:40〜18:00頃。17:00〜17:30頃の入店がおすすめ。日が落ちるのが早く、すぐに夜景モードになります。
このタイミングを狙えば、最初は明るい海を背景に乾杯し、食事中に感動的な夕日を眺め、デザートの頃にはロマンチックな夜景を楽しむ…という贅沢な「景色のフルコース」を体験できます。特にマジックアワーの数十分間は、空の色が刻一刻と変わり、本当に息をのむ美しさです。

駐車場やバスなどアクセス方法と渋滞回避
最後に、アクセスと帰り道についての重要なアドバイスです。瀬長島へ渡る道路は、海の上を通る一本の橋しかありません。そのため、特に夕方のサンセット前や週末は、島に入る車と出る車で深刻な渋滞が発生しやすいポイントです。
レンタカー(自家用車)の場合:
島内には無料の駐車場がありますが、キャパシティには限りがあります。特にサンセット前の時間帯は満車になりやすく、駐車場待ちの列ができることも。島の上にある「瀬長島ホテル」前の駐車場は宿泊者優先の場合が多いので、必ず坂の下にある「ウミカジテラス専用駐車場」を目指してください。また、道路脇への路上駐車は厳禁です。頻繁に警察の取り締まりが行われているので、絶対にやめましょう。
ちなみに、沖縄旅行でレンタカーを利用する予定の方は、早めの予約が必須です。特に週末や連休は、直前だと「車がない!」なんてことも…。楽天トラベルなら、クーポンを使ってお得に予約できることが多いので、航空券を取ったらすぐに空車状況だけでもチェックしておくのが鉄則ですよ。
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公共交通機関の場合(推奨):
ディナーでお酒を楽しみたいなら、バスかタクシーの利用が一択です。那覇空港や国際通り(県庁北口など)からは、「ウミカジライナー」という直通バスが運行しています。これを利用すれば、運転の心配なくビールやカクテルを楽しめます。ただし、2026年現在は那覇空港のバス乗り場や時刻表に変更がある可能性もあるため、直前に運行会社の公式サイトで最新情報をチェックすることをお忘れなく。
【最重要】帰りのタクシーについて
注意してほしいのが、帰りの足の確保です。瀬長島内で、流しのタクシーを捕まえることは「ほぼ不可能」だと考えてください。夜遅くになってバスが終わってしまうと、島から出られなくなるリスクがあります。帰りにタクシーを利用する予定なら、必ず「GO」や「DiDi」などのタクシー配車アプリを事前にインストールし、登録を済ませておきましょう。これがあれば、お店にいながら配車を依頼でき、スムーズに帰路につくことができます。

2025年最新イベントとプロジェクションマッピング
ウミカジテラスはただ食事をするだけの場所ではありません。時期によって様々なイベントが開催され、夜の空間を彩っています。プロジェクションマッピングは毎日19:30から複数回放映(公式案内)なので、夜の散策もおすすめ。。最新情報は公式サイトでの確認が必須ですが、2025年から2026年にかけては以下のようなイベントが予定・開催されており、夜を盛り上げています。
- 瀬長島ナイトマーケット(不定期開催): 台湾の夜市のような雰囲気で、グルメ屋台や雑貨店が出店します。お祭りのような賑わいの中で、食べ歩きディナーをするのも楽しいですね。
- ウミカジクリスマス(12月): 施設全体がロマンチックなイルミネーションに包まれます。この時期はカップル利用のピークで、どこを切り取っても絵になります。
- アニメコラボやハロウィン: 人気アニメとのコラボイベントや、ハロウィンの仮装イベントなども開催。限定メニューやフォトスポットが登場し、ファンや若者で賑わいます。
イベント開催日は普段以上に混雑しますが、その分、静かなディナーとは違った「熱気」や「非日常感」を味わえます。「静かに過ごしたい」ならイベント日を避ける、「賑わいたい」ならイベント日を狙う、という使い分けをすると、より満足度の高い夜になりますよ。

ウミカジテラスでディナーのおすすめな過ごし方
ここまでご紹介してきた通り、ウミカジテラスでのディナーは、単にお腹を満たすだけの行為ではなく、沖縄の自然(海、空、風)と現代的なカルチャー(食、音楽、建築)が融合した「体験」そのものです。
私のおすすめする最強のプランは、17:30頃(季節による)に現地へ到着して、まずは白い街並みを散策&ショッピング。その後、サンセットに合わせてテラス席で食事を楽しみ、食後は夜風に当たりながら星空や那覇空港の飛行機の離発着を眺めるという流れです。これだけで、沖縄旅行の満足度がグッと上がります。

最後に、絶対に押さえておきたいポイントをおさらいしておきましょう。
- 予約不可の店が多いため、ピーク時間をずらす(早めか遅め)か、電話確認を活用する。
- 雨や風の強い日は、無理せず屋内席のあるお店を選ぶ。
- 帰りのタクシー配車アプリは必須アイテム。事前に準備しておく。
- 「誰と行くか」に合わせて、肉、イタリアン、沖縄料理などお店を使い分ける。
ぜひ、あなたもウミカジテラスで、忘れられない沖縄の夜を過ごしてくださいね。美味しい料理と絶景が、きっと最高の思い出を作ってくれるはずです。

