記事更新:2026年10月21日
ハイサイ!沖縄旅行の計画は順調ですか?
レンタカーを使わずに沖縄南部を観光したいとき、気になるのがバスでのアクセスですよね。特に「ひめゆりの塔」は、沖縄戦の歴史や平和について学ぶことができる場所。那覇空港に着いたその足で訪れたいと考えている方もいると思います。
ただ、「那覇空港から直通バスはある?」「何番に乗ればいい?」「乗り換えは難しくない?」と迷うこともあるのではないでしょうか。
結論からいうと、那覇空港からひめゆりの塔へは、189番で糸満バスターミナルへ向かい、82番または107番に乗り換える方法が候補です。ただし189番は便数が限られるため、時間が合わなければ、ゆいレールと89番を組み合わせる方法もあります。

この記事では、2026年10月時点で確認した公式情報をもとに、那覇空港からの行き方、運賃、所要時間、帰りのバス、荷物の預け方まで整理しました。糸満市の予約型交通「いとちゃんmini」についても紹介します。
- 那覇空港から189番・82番で向かう乗り継ぎ方法と運賃
- 189番の時間が合わない場合の赤嶺駅・89番経由ルート
- 帰りのバス停と「いとちゃんmini」の予約・利用条件
- タクシーとの比較、荷物対策、南部観光の組み合わせ方
那覇空港からひめゆりの塔へバスで行く方法
那覇空港からひめゆりの塔を目指すなら、まず押さえておきたいのは糸満市内で乗り換えるということです。
ひめゆり平和祈念資料館の公式サイトでも、市外から路線バスで訪れる場合は糸満市内での乗り換えが必要と案内されています。
189番経由と赤嶺駅経由を比較
那覇空港からの代表的な選択肢は、189番を利用するルートと、ゆいレールで赤嶺駅へ移動して89番を利用するルートです。
| 比較項目 | 189番経由 | 赤嶺駅経由 |
|---|---|---|
| 空港からの移動 | 189番バス | ゆいレールで赤嶺駅へ |
| 糸満まで | 189番で糸満BT | 赤嶺駅前から89番で糸満BT |
| 最後の乗り換え | 82番・107番 | 82番・107番 |
| 下車バス停 | ひめゆりの塔前 | ひめゆりの塔前 |
| 特徴 | 那覇市中心部を経由せず移動できる | 189番の出発時間が合わない場合の候補 |
※BTはバスターミナルの略です。乗り継ぎが保証されているわけではないので、乗車日と出発時間に合わせて時刻表を確認してください。
ちなみに、83番の玉泉洞線は「ひめゆりの塔前」を経由しません。那覇空港から83番だけで行けると勘違いしないよう注意してくださいね。
189番と82番を使う行き方

那覇空港からバスで行く場合、最初に検討したいのが189番の糸満空港線です。空港から直接、糸満バスターミナルへ向かえるので、わざわざ那覇市中心部へ戻らなくていいのが魅力ですね。
2026年の那覇空港バス乗り場再編後、189番の糸満バスターミナル方面行きは6番乗り場から発車する案内になっています。到着ロビーから外へ出たら、乗り場の系統番号と行き先を確認しましょう。
- 那覇空港の6番乗り場で189番・糸満バスターミナル行きを確認する
- 189番に乗り、糸満バスターミナルまで移動する
- 糸満バスターミナルで82番または107番に乗り換える
- 「ひめゆりの塔前」で下車する
189番の那覇空港から糸満バスターミナルまでは、時刻表上ではおおむね30分前後の便が見られます。ただし道路の混雑などで遅れることもあります。
糸満バスターミナルからひめゆりの塔前までは、資料館公式案内では82番・107番で約15〜25分です。移動全体では乗り換え待ちも含め、60〜90分程度をひとつの計画目安として考えるといいかなと思います。接続次第ではさらに時間がかかります。
189番は頻繁に運行している路線ではありません。空港到着後、手荷物の受け取りや乗り場までの移動にも時間が必要なので、飛行機の到着予定時刻だけで乗れると判断しない方が安心です。
赤嶺駅から89番で向かう方法
189番の出発時刻が合わない場合は、ゆいレールと89番を組み合わせて移動する方法があります。
まず那覇空港駅からゆいレールに乗り、赤嶺駅で下車します。那覇空港駅から赤嶺駅までは約4分・大人250円です。
赤嶺駅では改札を出て左側の「赤嶺駅前」バス停へ向かいます。ここから89番の糸満方面行きに乗れば、糸満バスターミナルまで移動できます。
- 那覇空港駅からゆいレールで赤嶺駅へ(約4分)
- 赤嶺駅前バス停で89番の糸満方面行きに乗る
- 糸満バスターミナルで82番または107番に乗り換える
- ひめゆりの塔前で下車する
ひめゆり平和祈念資料館の公式サイトでも、赤嶺駅前から89番を利用するルートが案内されています。
那覇市内のホテルから出発するなら、「旭橋・那覇バスターミナル」バス停(ろうきん前)から89番に乗る方法もあります。ただし、那覇バスターミナル構内から乗る89番は開南方面を経由して時間がかかるため、乗り場を間違えないようにしましょう。
ひめゆり平和祈念資料館の公式アクセス案内では、行きと帰りのバス経路が詳しく説明されています。出発前に一度確認しておくと安心です。
運賃はいくら?ルート別に比較
気になる運賃も比較しておきましょう。
2026年10月に確認した運賃情報では、189番で糸満バスターミナルへ行き、82番に乗り換える場合の片道運賃は合計790円です。
| ルート | 片道運賃 | 注意点 |
|---|---|---|
| 189番 → 82番 | 790円 470円+320円 | 189番と82番の乗り継ぎ時間を確認 |
| ゆいレール → 89番 → 82番・107番 | ゆいレール250円+バス2区間分 | 89番などの運賃は利用区間で確認 |
| タクシー直行 | 配車時の見積もりによる | 乗車人数、交通状況、時間帯によって変動 |
189番経由は乗り換えが1回で済み、料金を把握しやすいのがメリットです。ただし、「安いから必ず189番」と決めるよりも、便の時間が合うかどうかを先に確認した方がいいですね。
特に帰りの飛行機に乗る予定がある日は、料金差よりも乗り継ぎの余裕を優先しましょう。
バスの支払いと両替の注意点

沖縄の路線バスで気をつけたいのが、支払い方法です。
189番や82番などを利用する場合は、現金または沖縄の交通系ICカード「OKICA」を基本に考えておくと安心です。SuicaやPASMOなどの全国相互利用交通系ICカードは、ゆいレールでは使えても、沖縄本島の一般路線バスでは原則利用できません。
現金で乗車する場合は、千円札と小銭を用意しておきましょう。車内では高額紙幣の両替に対応していない場合があるため、空港で事前に準備しておくと困りません。

バスとタクシーはどちらがおすすめ?
那覇空港からひめゆりの塔へ向かう場合、バスだけでなくタクシーも選択肢になります。
ひめゆり平和祈念資料館の公式サイトでは、那覇空港から車で約30〜40分と案内されています。大きな荷物を持っている場合や、乗り換えを避けたい場合には便利ですね。
人数別のバス料金を比較
189番と82番を利用する場合、大人1人あたり片道790円なので、人数別の交通費は次のとおりです。
| 人数 | バス合計額(片道) | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 1人 | 790円 | 交通費を抑えたいならバスが有力 |
| 2人 | 1,580円 | バスとタクシーの差額を確認 |
| 3人 | 2,370円 | 荷物の量や待ち時間も考慮 |
| 4人 | 3,160円 | タクシーの見積もりと比較して判断 |
※大人全員が189番と82番を利用する想定です。小児運賃や割引は反映していません。
4人だからといって、必ずタクシーの方が安いわけではありません。ただ、全員で運賃を分担できるため、待ち時間や乗り換えの手間を考えると、タクシーが便利な場面は増えます。
一方、1人旅や2人旅なら、バスの方が交通費を大きく抑えられる可能性があります。タクシー料金は配車アプリなどで見積もりを取り、乗車当日の条件で比べるのがおすすめです。
暑さと荷物も考慮して選ぼう
料金だけでは判断しにくいのが、沖縄の移動手段です。
特に夏は日差しが強く、バス停で待つだけでも体力を消耗しがち。乗り換え時間が長い場合は、日陰や屋内で待てる場所があるかも確認しておきたいですね。
日差し対策としては、晴雨兼用の折りたたみ傘があると便利です。旅行中の急な雨にも対応できるので、バッグに入れておくと安心かなと思います。
帰りのバスと糸満市内の移動方法
ひめゆりの塔まで無事に到着できても、帰りのバスを調べずに観光を始めてしまうのは少し心配です。
南部の路線バスは、行き先や系統によって運行間隔が空く場合があります。帰りの便を先に決めておくと、資料館の見学時間も組み立てやすくなります。
帰りのバス停と乗り場に注意
帰りの移動で最も気をつけたいのは、バスの系統によって乗り場が違うことです。
ひめゆり平和祈念資料館の公式案内によると、帰りのバスは次の場所から乗車します。
| 系統 | 帰りの乗車場所 | 主な利用方法 |
|---|---|---|
| 82番 | ひめゆりそば前 | 糸満バスターミナルへ戻る |
| 107番 | ひめゆりそば前 | 白銀堂前で89番へ乗り換える方法がある |
| 108番 | でいごぷらす前 | 糸満バスターミナルへ戻る |
「行きに降りたバス停の反対側へ行けばいい」と考えていると、利用したい系統のバス停を見つけられないことがあります。
到着したら、帰りに使う系統番号と時刻表、バス停の場所を先に確認しておきましょう。スマホで時刻表を撮影しておくのも便利です。
また、バスが遅れた場合に備えて、タクシー配車アプリなども利用できるようにしておくと安心です。ただし、糸満市内の場所や時間帯によっては配車できない場合もあります。
バスの位置情報を調べたり、地図アプリを使ったりすることが多いなら、スマホの電池残量にも注意してくださいね。
私なら、沖縄で一日中移動する日は、モバイルバッテリーもバッグに入れておきます。充電できる場所を探す手間を減らせるのは、やっぱり助かります。

いとちゃんminiの予約と運賃
糸満市内での移動手段として覚えておきたいのが、予約型乗り合い交通の「いとちゃんmini」です。
決まった時刻表で運行する一般路線バスとは違い、指定されたバス停間を予約して移動できる仕組みです。観光地を組み合わせたい場合や、路線バスの時刻が合わない場合の候補になります。

糸満市が公開している2026年の運賃は、乗車するバス停から降車するバス停までの直線距離で決まります。
| バス停間の直線距離 | 大人運賃 |
|---|---|
| 3kmまで | 300円 |
| 6kmまで | 400円 |
| 6km超 | 500円 |
ただし、好きな場所で自由に乗り降りできるわけではありません。乗降場所は指定されたバス停に限られます。目的地の近くに利用可能なバス停があるか、予約前に確認してください。
いとちゃんminiの基本情報
- 運行時間:7:00〜19:00
- 予約受付:8:30〜16:45
- 予約電話番号:098-840-3210
- 予約方法:電話またはインターネット
- 予約可能期間:利用日の3日前から
なお、7:00〜8:45の利用は前日までの予約が必要です。また、17:00〜19:00の利用についても予約センターへ問い合わせるよう案内されています。
いとちゃんminiは予約型のため、希望する便を必ず利用できるとは限りません。通常の路線バスの代わりに使う場合も、予約の成立と乗降場所を確認しておきましょう。
最新のバス停マップや予約条件は、糸満市公式のいとちゃんmini案内で確認できます。

ひめゆりの塔の見学時間の目安
せっかくひめゆりの塔まで行くなら、隣接するひめゆり平和祈念資料館にも時間を取って訪れたいところです。
資料館の公式FAQでは、多くの来館者が30分〜1時間程度で見学している一方、2〜3時間かける方もいると案内されています。
沖縄戦の記録や証言にじっくり向き合いたいなら、60〜90分程度、できればもう少し余裕を持たせるのがいいかなと思います。
館内の展示内容によっては、立ち止まって考えたい場面もあるはずです。バスの時間に追われすぎないよう、帰りの便と見学時間のバランスを考えておきましょう。
資料館の開館時間は9:00〜17:25、入館受付は17:00までです。原則年中無休ですが、台風などによる臨時休館には注意してください。
平和祈念公園と組み合わせる観光
ひめゆりの塔の見学とあわせて訪れたい場所が、沖縄平和祈念公園です。
ひめゆり平和祈念資料館の公式アクセス案内では、平和祈念公園方面へ82番で移動し、「平和祈念堂入口」で下車する方法が紹介されています。ひめゆりの塔からの乗車時間の目安は約15分です。
ただし、路線バスは乗りたいタイミングに必ず来るとは限りません。2か所を巡る場合は、移動時間だけでなくバスの待ち時間も含めて計画する必要があります。
無理のない回り方としては、次の順番が考えられます。
- 那覇空港から糸満バスターミナルへ移動する
- 82番・107番などでひめゆりの塔前へ向かう
- ひめゆりの塔と資料館を見学する
- 82番の玉泉洞方面行きで平和祈念公園方面へ移動する
- 公園の見学後、帰りの路線・接続時間に合わせて那覇方面へ戻る
これは観光の順番を示したモデルコースです。実際にこの順番で回れるかは利用日のダイヤ次第なので、時刻表を確認してから予定を組みましょう。
荷物は空港で預けると身軽
那覇空港から直接、ひめゆりの塔へ向かう場合に気になるのがスーツケースです。
82番などの一般路線バスには、空港リムジンバスのような大型荷物用トランクがありません。大きなスーツケースを持ったまま乗り継ぐのは、少し大変かもしれませんね。

ひめゆり平和祈念資料館の公式FAQによると、館内にコインロッカーはありませんが、大きな荷物は受付カウンターで預かってもらえます。
ただし、バス移動中の荷物の負担まで減らせるわけではありません。可能なら、那覇空港で手荷物を預けたり、宿泊するホテルへの配送サービスを利用したりして、身軽になってから出発するのがおすすめです。
当日配送を利用する場合は、受付締切時刻、対応ホテル、荷物の大きさ、料金を事前に確認してください。
那覇空港の荷物預かりカウンターやコインロッカーの場所については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ひめゆりの塔へのバス移動でよくある質問
那覇空港からひめゆりの塔へのバス移動まとめ
那覇空港からひめゆりの塔へは、レンタカーがなくても路線バスで行くことができます。
189番で糸満バスターミナルへ向かう方法が便利ですが、便数は限られています。時間が合わない場合は、ゆいレールで赤嶺駅へ移動し、89番を利用する方法も検討してみてください。
最後に、覚えておきたいポイントをまとめます。
- 基本ルート:那覇空港から189番→糸満BT→82番・107番でひめゆりの塔前へ
- 189番が合わない場合:ゆいレール赤嶺駅→89番→糸満BT→82番・107番を検討
- 片道料金:189番470円+82番320円=790円(2026年10月確認)
- 帰りの注意:82番・107番と108番では乗車場所が異なる
- 市内の移動:予約型の「いとちゃんmini」も候補になる
ひめゆりの塔や資料館を訪れる時間は、単なる観光だけではなく、沖縄の歴史について考える大切な時間でもあります。バスの待ち時間を含めて余裕を持った計画にして、落ち着いて見学してくださいね。

