沖縄旅行の計画を立てていると、必ずと言っていいほど候補に上がるのが国際通りですよね。でも、いざ行こうとすると「国際通りには何があるの?」「ただのお土産屋さん通りじゃないの?」と疑問に思うことも多いはずです。
実は私も最初はそう思っていました。しかし実際に歩いてみると、メインストリートの賑わいはもちろん、一本路地を入った先にあるおしゃれなカフェや、夜遅くまで楽しめるディープなスポットなど、知れば知るほど奥深い魅力がたくさんあるんです。この記事では、定番の観光スポットから地元目線の楽しみ方まで、今の国際通りのリアルをギュッと濃縮してご紹介します。
まずは日中の国際通りを楽しみ尽くすための情報をまとめました。ランチ、スイーツ、ショッピング、そして気になる駐車場情報まで、これさえ押さえておけば「何があるか分からない」なんて迷うことはありません。特に、限られた時間で効率よく回りたい方は、このモデルコースをベースに、自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてください。
沖縄に到着してお腹が空いたら、まずは腹ごしらえ。「国際通り 何がある」と検索してグルメ情報を探しているなら、外せないのが「市場での食体験」と「沖縄ステーキ」。どちらも“おいしい”だけでなく、沖縄らしさ(文化や歴史の背景)まで一緒に味わえるのが魅力です。
まず私が猛プッシュしたいのが、那覇市第一牧志公設市場です。ここは「沖縄の台所」とも呼ばれ、戦後の闇市から発展した歴史ある場所。2023年3月19日に新校舎がグランドオープンし、清潔感が増しつつも市場の熱気はしっかり残っています。
ここでぜひ挑戦してほしいのが、「持ち上げ」システム。これは、1階の鮮魚・精肉店などで購入した食材を、2階の食堂で調理してもらえる仕組みです。例えば、色鮮やかな「イラブチャー(アオブダイ)」、伊勢海老、夜光貝、沖縄ブランド豚のアグーなどを選びます。店員さんとの「これ刺身にできる?」「バター焼きが合うよ!」といった掛け合いも、市場ならではの醍醐味。
購入した食材を持って2階へ上がると、食堂の方が手際よく調理してくれます。さっきまで並んでいた魚が、その場で刺身や煮付けになって出てくるライブ感は格別。調理代や提供スタイルは店舗ごとに異なるので、購入前に「調理はどの店に持っていく?」「調理方法のおすすめは?」を軽く確認するとスムーズです。定食セットにすれば、ご飯や汁物も付けられて“自分だけの豪華定食”が完成します。
そしてもう一つ、沖縄の食文化を語る上で欠かせないのがステーキです。沖縄がアメリカの統治下にあった時代から、ステーキは特別な日のご馳走であると同時に、身近なスタミナ食として愛されてきました。国際通りには数多くのステーキ店がありますが、ランチにおすすめなのが「ステーキハウス88 国際通り店」です。
店内は古き良きアメリカンダイナーのような雰囲気で、入るだけでワクワク。赤身の旨味が濃厚なテンダーロインから、沖縄らしいブランド牛まで、予算や好みに合わせて選べます。沖縄のステーキ文化でよく登場する「A1ソース」のように、酸味のあるソースで食べるスタイルも“らしさ”の一部。サラダバーやスープバーが付くメニューもあるので、ランチはコスパ重視で選びやすいのも魅力です。
国際通りを歩いていると、甘い香りや香ばしい匂いが漂ってきて、ついつい目移り。「何がある?」と聞かれたら、「片手で楽しめる美味しいものが本当に多い!」と即答したくなるほど充実しています。ランチ後でも別腹でいける、SNS映えも狙えるスイーツ&軽食をピックアップします。
国際通りの中心エリア、牧志にあるジェラート専門店。店先に並ぶ色とりどりのジェラートは、まるで宝石箱のようです。ここの特徴は、マンゴー、紅芋、パッションフルーツ、シークヮーサーなど、沖縄県産の素材をふんだんに使っていること。素材そのものの風味を活かした味が多く、暑い沖縄の散策中にぴったりです。ダブルやトリプルで色のコントラストを楽しむのもおすすめ。
市場本通りに入ってすぐの場所にある果物屋さん「フルーツ市場」も外せません。店先に並んだ南国フルーツをその場でカットしてくれたり、フレッシュジュースにして提供してくれたりします。旬の完熟マンゴーやパイナップルは、砂糖なしでも驚くほど甘いことも。喉が渇きやすい散策中に、手軽な水分&ビタミン補給として便利です。
「サーターアンダギーなんてどこも同じでしょ?」と思っている方にこそ食べてほしいのが、第一牧志公設市場の2階にある「歩(あゆみ)」のサーターアンダギー。水を一切使わず、卵と小麦粉、砂糖などを絶妙なバランスで練り上げた生地は、外はサックリ、中はしっとりしていて、油っぽさが少ないのが特徴です。
特筆すべきは、「冷めてもおいしい」どころか、落ち着いた頃が食べやすいと言われること。数日経っても硬くなりにくいのでお土産にも向きますが、やはり買ってすぐに一つ食べるのが最高です。売り切れ次第終了のため、確実に狙うなら早めの時間帯が安心です。
食べ歩きのマナー
国際通り周辺はゴミ箱が少ない場所もあります。食べ終わった容器や串は購入店に返却できる場合は返却し、難しければ持ち帰りましょう。美しい街並みを守るためにも、ポイ捨ては厳禁です。
お土産選びも旅の楽しみですが、最近の国際通り周辺は「ザ・お土産」という定番品だけでなく、自分用にも欲しくなるセンスの良い雑貨店が増えています。特に、メインストリートから一本入った「浮島通り(うきしまどり)」は、感度の高いショップが立ち並ぶ注目エリア。「国際通りにこんなおしゃれな場所があったんだ!」と驚くはず。
浮島通りにある、ラグジュアリーな石鹸専門店。店内に入った瞬間、天然精油の心地よい香りに包まれて、旅の疲れがふっとほどけます。ここの石鹸は、熱を加えない「コールドプロセス製法」で作られており、植物の有効成分を壊しにくい製法として知られています。
沖縄らしさを感じるラインナップも魅力で、月桃(ゲットウ)や青パパイヤ、海由来の素材など、気になる原料が揃います。パッケージデザインも洗練されていて、ギフトにもしやすいのが嬉しいところ。香りのテイスティングができるので、ぜひ自分好みの香りを探してみてください。
沖縄の思い出を形にして持ち帰りたいなら、「ガラス工房長七屋」のホタルガラスがおすすめです。国際通り周辺にはガラス細工店が多い中でも、シリーズの世界観や“沖縄の海の青”に寄せた色づくりが印象的。ネックレスやピアス、ブレスレットなどアイテム数も多く、普段使いしやすいアクセサリーが見つかりやすいのもポイントです。
色味の違い(濃淡や透明感)で「これ、あの海の色に近いかも」と選ぶ時間自体が楽しいので、旅の記憶を共有できる“語れるお土産”になりやすい一品です。
「会社や学校へのバラマキ土産も必要だけど、味には妥協したくない」「ちゃんとおいしいものを贈りたい」という方には、やっぱり定番店が安心です。しかも最近は“売るだけ”ではなく、体験性のある店舗や限定商品も増えていて、定番の選び方自体がアップデートされています。
沖縄土産の代名詞とも言える「紅芋タルト」で有名な「御菓子御殿」。国際通りには「松尾店」など複数の店舗があります。首里城を思わせる外観は記念撮影にも人気で、立ち寄るだけで沖縄ムードが高まります。
一部の店舗では、ガラス越しに製造工程を見学できるスペースが用意されており、工場見学気分を味わえるのがポイント。ラインナップも進化していて、定番の常温タルトだけでなく、冷蔵タイプやチョコレート系など“ちょいプレミアム”なお菓子も選べます。バラマキ用には個包装の定番を、自分用には限定・冷蔵系を、という使い分けが賢い買い方です。
宮古島の地下海水から作られる、ミネラル豊富な「雪塩」の専門店。料理用の塩だけでなく、「雪塩ちんすこう」や「雪塩バウムクーヘン」などスイーツのバリエーションも豊富です。
さらに、塩を活かしたスキンケア・バスアイテムなども揃い、美容系のお土産としても選びやすいのが強み。そして、店頭でぜひ試してほしいのが「雪塩ソフトクリーム」。ほんのり塩味がミルクの甘みを引き立てていて、散策の休憩にもぴったりです。合わせ塩(例:ココア塩やハイビスカス塩など)で味変できる場合もあるので、見かけたらぜひ試してみてください。
レンタカーで沖縄を観光する場合、避けて通れないのが駐車場問題。国際通りは那覇市の中心地だけあって、コインパーキングの料金設定は高めになりやすいエリアです。駐車料金を賢く節約して、その分をグルメやお土産に回しましょう。
まず、「短時間だけ買い物したい」「少し歩いてもいいからとにかく安く済ませたい」というコスト重視派の方には、「嘉数有料駐車場」が候補になります。平日なら比較的安価な料金設定(例:60分100円〜200円程度など ※時期により変動)が見つかることもあり、このエリアでは魅力的。中心部まで徒歩数分かかりますが、価格優先なら検討価値ありです。なお、支払い方法(現金のみ等)は現地表示で要確認なので、小銭や決済手段は余裕を持っておくと安心です。
一方、「時間を気にせずゆっくり観光したい」「買い物の荷物が増えるから近い方がいい」という利便性重視派の方には、最大料金設定(上限あり)の駐車場がおすすめ。「Dパーキング(牧志エリア)」や「タイムズ牧志2丁目」など、国際通りの裏手に“上限あり”の駐車場が点在します。例えばタイムズ牧志2丁目は、駐車後24時間の最大料金が設定されているタイプで、日中の観光〜夜ごはんまで一気に回るときに便利です(最大料金は時期により変動するため、入庫前の現地表示で確認してください)。
まだレンタカーを予約していない方へ
沖縄での移動はやっぱりレンタカーが便利です。直前だと予約が取れないこともあるので、早めの比較・予約がおすすめです。
| 駐車場名 | 特徴・料金目安(※変動あり) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 嘉数有料駐車場 | 平日昼間は比較的安い料金設定が見つかることも。 支払い方法は現地表示で要確認。収容台数が多め。 | とにかく安く済ませたい人 少し歩いても平気な人 |
| タイムズ牧志2丁目 | 国際通り徒歩圏。 最大料金の設定あり(例:駐車後24時間 最大料金の掲示がある時期も)。 | 立地と便利さ優先の人 長時間まとめて停めたい人 |
| マツオKTパーキング | 松尾エリアの穴場。 最大料金設定がある場合があり、公設市場に近い。 | 公設市場周辺を散策する人 長時間滞在する人 |
日曜日の「トランジットモール」に要注意!
国際通りでは、毎週日曜日の12:00〜18:00に「トランジットモール(歩行者天国)」が実施されます。この時間帯は国際通りの一般車両の通行が制限され、規制区間に面した出入口を持つ駐車場は出入りに影響が出ることがあります。日曜日にレンタカーで訪れる際は、規制エリア外の駐車場を選ぶか、入出庫のタイミングをずらすなど工夫するのがおすすめです。
スケジュールの詳細は事前に公式情報を確認してください。
(出典:那覇市国際通り商店街振興組合連合会『国際通りトランジットモールについて』)
日が暮れてからの国際通りは、昼間の明るく開放的な雰囲気とはまた違った“大人の表情”を見せてくれます。美味しいお酒と食事、ネオンの光、そして夜風に当たりながらの散策。「夜の国際通りには何があるの?」と気になっている方へ、地元の人も混ざるおすすめのナイトスポットと過ごし方をご紹介します。
ランチの項目でも触れましたが、沖縄の夜といえばやっぱりステーキ。本土では「飲み会の締めはラーメン」が定番ですが、沖縄では「締めステーキ」というユニークな文化が語られることもあります。お酒を飲んだ後でも食べやすい赤身肉のステーキは、一度体験するとクセになるかもしれません。
国際通り沿いには、遅い時間まで営業するステーキ店が点在しています。昼も紹介した「ステーキハウス88」をはじめ、「やっぱりステーキ」など選択肢が多いのもこのエリアの強み。夜のステーキ店は観光客だけでなく、仕事終わりの地元の人やさまざまな客層で賑わい、独特の活気が生まれます。
ジュージューと音を立てて運ばれてくる熱々の鉄板を囲みながら、オリオンビールやハイボールで乾杯する瞬間はたまりません。アメリカ統治時代からの名残を感じるネオンや内装を楽しめる店もあり、夜の雰囲気を盛り上げてくれます。旅の夜は、細かいことは気にせず豪快にいきましょう。
「沖縄料理を少しずつ食べたい」「地元の人や他の観光客と交流してみたい」という方には、「国際通り屋台村」がイチオシです。グランドオリオン通り沿いにあるこのスポットは、沖縄食材の郷土料理から創作系まで、個性豊かな屋台が集結した“食の集合施設”。店舗数は時期により変動しますが、現在は約20店舗ほどが軒を連ねています。
屋台村の魅力は、なんといっても距離感。小さなお店が密集しているため、隣の席のお客さんや店員さんと自然に会話が生まれます。「どこから来たの?」「あのお店おいしかったよ」なんて情報交換ができるのも、屋台村ならでは。気になったお店を次々と巡る“ハシゴ酒”が正解です。
泡盛に詳しいスタッフがいる店もあり、古酒(クース)を相談しながら選べるのも沖縄らしい体験。活気ある声と笑顔が飛び交う空間で、沖縄の夜の熱気を感じてください。
「お酒を飲んだ後は甘いもので締めたい」「ガヤガヤした場所より落ち着いて会話したい」という時には“夜カフェ”の出番です。最近の那覇では、夜遅い時間にスイーツやコーヒーを楽しむスタイルも定着しつつあります。
特におすすめなのが、ホテル「パームロイヤルNAHA」内にある「The Poolside Bar(ザ・プールサイドバー)」です。屋外プールサイドで、夜風を感じながらカクテルやノンアルコールドリンクを楽しめるのが魅力。ライトアップされたプールは幻想的で、デートや女子旅の締めくくりにぴったりです(営業時間は季節等で変動する場合があります)。
また、国際通りから一本入ったパラダイス通り周辺には「Cinnamon Cafe(シナモンカフェ)」のように、落ち着いた雰囲気でケーキやコーヒーを楽しめるお店も点在しています。静かな環境でゆっくり旅の余韻に浸りたい方は、路地裏のカフェを探してみるのがおすすめです。
レトロ好き必見の穴場喫茶
デカ盛り料理で有名な喫茶店「くりすたる」は、昭和レトロな雰囲気が魅力。営業は夜までの日が多いので、遅めの時間に立ち寄りたい場合は、当日の営業時間表示(店頭・最新情報)を確認すると安心です。
メインストリートの喧騒から少し離れて、路地裏(沖縄の方言で「スージー」や「筋道」と言います)を散策するのも、夜の国際通りの醍醐味。「表通りは観光客向けでしょ?」と思っている方も、一本路地を入るだけで空気感が変わり、ディープな魅力に気付くはずです。
おしゃれなショップが並ぶ「浮島通り」は、夜になると昼間の活気とは打って変わり、静かで雰囲気のある通りに変貌します。街灯に照らされた古着屋やカフェのウィンドウを眺めながら歩くだけでも絵になります。
また、かつては歓楽街として栄えた「桜坂エリア」は、今ではレトロなバーやライブハウス、おしゃれなホテルが混在するカルチャースポットに。高級ホテルと昭和の面影を残す小さな店が同居する“新旧ミックス”の空気感は、歩いているだけでワクワクします。
焼き物の街として知られる「壺屋やちむん通り」も、夜の散策におすすめです。お店の多くは閉まっていますが、琉球石灰岩の石畳が街灯に照らされ、幻想的な雰囲気に。昼間の賑わいが嘘のような静寂の中で、沖縄の伝統と歴史を肌で感じることができます。
国際通り周辺は比較的人通りのあるエリアですが、細い路地は足元が暗い場所もあります。歩きやすい靴で、ハメを外しすぎず、マナーを守って夜の散策を楽しんでください。
国際通り周辺に泊まれば、時間を気にせず遊べます
夜の国際通りを満喫するなら、徒歩圏内のホテルが断然おすすめ。終電やタクシーを気にせず、沖縄の夜風を感じながらホテルまで歩いて帰る時間は格別ですよ。
ここまで「国際通り 何がある」という疑問にお答えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に改めて、国際通りの魅力をまとめておきます。
国際通りを楽しむための3つのキーワード
国際通りは、単なる「お土産屋さんが並ぶ通り」ではありません。戦後の復興を象徴する「奇跡の1マイル」としての歴史を持ちながら、新しいカルチャーやトレンドを柔軟に取り入れ、常に進化し続けているエネルギッシュな街です。
「何があるのかな?」とワクワクしながら訪れれば、きっとガイドブックには載っていない、あなただけのお気に入りの場所や風景が見つかるはず。ぜひ次回の沖縄旅行では、表通りの華やかさだけでなく、一歩奥へ踏み込んだ「筋道」までじっくり探索して、国際通りの本当の面白さを体験してきてくださいね。よい旅を!