沖縄の原風景が残る備瀬のフクギ並木へ行こうと計画している皆さん、現地での移動手段について考えていますか。特に夏の暑い時期や限られた時間で観光する場合、レンタサイクルを利用するかどうかは非常に重要なポイントになります。
予約なしで行っても大丈夫なのか、電動アシスト付きの自転車はあるのか、あるいは子供用の自転車や駐車場から店舗までの距離はどうなっているのかなど、気になることは山積みですよね。また、料金や時間についても事前に把握しておきたいところです。この記事では、私が実際に調べた情報を元に、皆さんの不安を解消するためのガイドをお届けします。
備瀬エリアで自転車を借りる際、どの店舗を選べば良いのか迷ってしまうことが多いですよね。「とりあえず行けば何とかなるだろう」と高を括っていると、特に繁忙期には痛い目を見るかもしれません。ここでは、予約のしやすさや車両の種類、そしてそれぞれの目的に合わせた店舗選びのポイントについて、詳しく解説していきます。
沖縄の夏の日差しと湿度は、本州のそれとは比べ物にならないほど強烈です。特に備瀬のフクギ並木は、防風林としての役割を果たしているため、並木道の中に入ると風が抜けにくく、湿気がこもりやすいという特徴があります。木陰に入れば涼しいと感じる瞬間もありますが、ペダルを漕いで運動を続けていると、あっという間に汗だくになってしまうのが現実です。
せっかくおしゃれをしてきたり、この後に美ら海水族館デートを控えていたりする場合、汗で服が濡れてしまうのは避けたいですよね。
そんな時に心強い味方となるのが、電動アシスト自転車や最近話題の電動キックボードです。これらは単なる移動手段というだけでなく、暑さによる体力の消耗を最小限に抑え、観光を存分に楽しむための必須アイテムと言えるでしょう。
特に備瀬地区は平坦に見えても、未舗装の砂地や砂利道が含まれている場所があり、普通のシティサイクル(ママチャリ)だとタイヤが取られて意外とペダルが重く感じることがあります。電動アシストがあれば、そういった悪路でもスイスイ進めるので、景色を楽しむ余裕が生まれます。
実際に気象庁のデータを見ても、那覇の平年値ベースでも夏は湿度が高70%台で推移しており、日によっては80%を超えることも珍しくありません。このような高温多湿な環境下での運動は、熱中症のリスクも高まります。(出典:気象庁『那覇 平年値(年・月ごとの値)』)
備瀬エリアには主に2つの大きなレンタサイクル事業者があります。「Bisechu(ビセンチュ)」と「並木レンタサイクル」です。もしあなたが「絶対に電動で快適に回りたい」と考えているなら、Web予約フォームが整っているBisechuをチェックしてみるのが良いかなと思います。Bisechuでは電動アシスト自転車はもちろん、電動キックボードの取り扱いもあり、Webフォームまたは電話で事前予約の相談ができ、繁忙期のリスクを下げやすいのが特徴です。
電動キックボードの注意点
電動キックボードは非常に人気ですが、利用にあたって「原付免許」の所持が必要な場合があります(特定小型原付か否かなど、車両タイプによります)。予約の際は、免許証が必要かどうかや年齢制限について、必ず店舗の最新情報を確認するようにしてください。
電動アシストがあれば足は楽ですが、沖縄の湿度は体力を奪います。「せっかくの旅行なのに暑さでバテて機嫌が悪くなった…」なんてことにならないよう、首元を冷やすグッズは必須です。私はこのクールリングを家族分持参しましたが、本当に救われました。
持っていって良かったもの①:クールリング
並木道は風が通りにくい場所もあるので、ずっと冷んやりするこれは神アイテムでした。溶けても海や水道水につければ復活しますよ。
旅行の予算を抑えたい方にとって、レンタル料金は気になるポイントですよね。家族4人で利用する場合などは、数百円の差でも総額でランチ一回分くらいの差になってしまうこともあります。
実は店舗によって料金設定や時間の区切り方が少し異なりますので、事前にしっかりと比較しておくことが大切です。ここでは、少しでもお得に利用するためのコツをお伝えします。
| 店舗名 | 普通自転車(1H) | 電動自転車(1H) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 並木レンタサイクル | 300円 | 500円 | 圧倒的な安さと絶景立地 |
| Bisechu | 500円 | 1,000円 | Web予約可・保険付帯 |
表を見ると分かる通り、コストパフォーマンスを最優先するなら「並木レンタサイクル」が魅力的です。特に電動自転車が1時間500円というのはかなり破格の設定かなと思います。一般的な観光地価格だと1,000円〜1,500円程度が相場ですので、この安さは驚異的です。浮いたお金で、散策後に冷たいマンゴースムージーや沖縄ぜんざいを楽しむこともできますよね。
一方で、Bisechuは少し割高にはなりますが、「赤色TSマーク付帯保険」への加入や、整備されたWeb予約システムなどの安心感が含まれています。旅先でのトラブル、例えば自転車同士の接触事故や、不慣れな道での転倒などを考えると、保険がしっかりしていることは大きな安心材料になります。また、Bisechuの料金設定は長時間借りるほど割安になる傾向があるため、半日かけてじっくり回りたい場合には、その差額は縮まってくるかもしれません。
「とにかく安く済ませたい!」という方は並木レンタサイクルを、「確実に予約して安心を買いたい」という方はBisechuを選ぶなど、ご自身のスタイルに合わせて使い分けるのが賢い方法ですね。ちなみに、どちらの店舗も基本的には支払いは現地決済が中心となりますので、念のため現金の小銭を用意しておくことをおすすめします。
お子様連れのファミリーにとって、子供用の自転車やチャイルドシートの有無は死活問題ですよね。現地に着いてから「子供用がありません」と言われてしまうと、予定していた散策プランが全て白紙になってしまいかねません。特に小さなお子様がいる場合、抱っこ紐で自転車に乗ることは危険ですし、何より暑さで親も子も参ってしまいます。
BisechuのWeb予約フォームでは、大人用だけでなく子供用自転車の台数やチャイルドシート(前乗せ・後ろ乗せ)の希望まで細かく入力できるようになっています。これは非常にありがたい機能です。子供用自転車に関しても、補助輪付きの自転車も用意されているようなので、まだ自転車に慣れていないお子様でも安心してチャレンジできます。「沖縄で初めて補助輪なしに乗れた!」なんていう素敵な思い出ができるかもしれません。
また、チャイルドシート付きの電動アシスト自転車(いわゆるママチャリタイプ)は、非常に人気が高く台数が限られています。特に体重の重くなってきたお子様を乗せて砂地を走るのは、電動アシストなしでは修行のような厳しさになります。お父さんお母さんの体力を温存するためにも、電動の子供乗せ自転車は必須アイテムと言えるでしょう。
注意点
ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は、子供用自転車や電動アシスト付き子供乗せ自転車から先に予約が埋まっていく傾向があります。旅程が決まったら、なるべく早めに在庫確認をしておくことを強くおすすめします。
「天気が良かったら行こうかな」「水族館を見終わった時間が早かったら寄ろうかな」と考えていて、当日急に自転車を借りたくなることもありますよね。そんな時はどうすれば良いのでしょうか。Web予約システムは非常に便利ですが、システムの都合上、多くの場合は前日までの受付となっていることが一般的です。
当日の場合は、電話での直接問い合わせが最も確実でスピーディーな方法です。特にBisechuでは、Webサイト上でも当日および前日の予約に関しては電話連絡を推奨しています。これは、直前のキャンセルや返却状況によって在庫がリアルタイムで変動するため、システム上の在庫数と実際の在庫数にズレが生じるのを防ぐためだと思われます。また、並木レンタサイクルも電話対応がメインのようなので、空き状況を確認するためにはまず一本電話を入れてみるのがスムーズですね。
電話をするタイミングですが、繁忙期であれば朝一番(営業開始直後)にかけるのがベストです。午後になると、午前中から借りている人が延長したり、当日飛び込みの利用者が増えたりして、希望の車種がなくなってしまう可能性が高くなります。「今から30分後に行きたいんですけど、電動自転車2台空いてますか?」と具体的に伝えることで、お店の方もスムーズに対応してくれるでしょう。
予約キャンセルのマナー
急な予定変更や雨天などでキャンセルする場合でも、必ず店舗へ連絡を入れましょう。無断キャンセルはお店の方に多大な迷惑をかけてしまいますし、他のお客様が借りられたはずの自転車を無駄にしてしまうことになります。お互いに気持ちよく利用できるよう、マナーを守って楽しみたいですね。
自転車を予約したら、次は「どうやって店まで行くか」と「どう回るか」を考える必要があります。ナビ通りに行ったら細い道に迷い込んでしまった、車をどこに停めればいいか分からない、といったトラブルは避けたいものです。ここでは、意外と知られていない駐車場の罠や、効率よく回るためのモデルコースをご紹介します。
レンタカーで訪れる方がほとんどだと思いますが、備瀬エリアには「無料駐車場」が存在します。場所はフクギ並木の入り口付近、美ら海水族館側からアクセスしてすぐのところです。この駐車場は比較的広く、並木レンタサイクルの店舗にも非常に近いため、ここに車を停めて自転車を借りるのが最もスムーズな動線となります。
注意したいのは、「備瀬の奥の方まで車で行ってしまうこと」です。ナビによっては、目的地の設定次第で集落の奥の方へ誘導されてしまうことがあります。しかし、フクギ並木の中は道が非常に狭く、両側を石垣と防風林に囲まれているため見通しも良くありません。
観光客の車が奥まで入っていくと、歩行者や他の自転車とのすれ違いが困難で、接触事故のリスクが高まります。また、地元の方々の生活道路でもあるため、むやみに車で進入するのはマナー違反とも言えます。
さらに、奥の方にある備瀬崎周辺(シュノーケルスポットなどがある場所)の駐車場は有料(500円程度)だったり、台数が数台しか停められなかったりすることがあります。せっかく無料駐車場があるのに、わざわざ有料の狭い場所に停める必要はありません。
おすすめは、「入り口の無料駐車場に車を停めて、そこからレンタサイクルで移動する」というスタイルです。これなら狭い道を運転するストレスもありませんし、荷物(タオルや飲み物、シュノーケルセットなど)を持ってスムーズに観光をスタートできますよ。自転車のカゴに荷物を入れてしまえば、移動も楽々です。
「どれくらいの時間借りればいいの?」という疑問をお持ちの方も多いはずです。フクギ並木エリアは南北に約1kmほどの範囲ですが、あちこちに脇道や見どころが点在しています。結論から言うと、サクッと回るなら1時間、カフェや海遊びも含めるなら2〜3時間を目安にすると良いでしょう。
例えば、初めての方におすすめの1時間モデルコースはこんな感じです。
このルートであれば、写真を撮りながらでも1時間程度で回ることができます。行きは並木道の静寂を、帰りは沖縄の海の青さを楽しめる、欲張りなコースです。もし途中で海沿いのカフェに入ってパンケーキを食べたり、備瀬崎の海岸で本格的に磯遊びをしたりしたい場合は、2時間以上のプランで予約しておくと時間を気にせず焦らずに楽しめますね。特に夏場は、途中で休憩を挟まないと熱中症になりかねないので、時間は余裕を持って設定することをおすすめします。
ちなみに、自転車に乗りながら地図を見たり、絶景ポイントですぐに写真を撮りたかったりしますよね。でも、片手運転は危険ですし、いちいちポケットから出すのも面倒です。
私はいつも、取り外し可能なシリコン製のスマホホルダーを旅行に持っていきます。これ、どんなレンタル自転車のハンドルにも「秒」で巻き付けられるので、ナビ代わりになって本当に便利なんです。
持っていって良かったもの②:着脱式スマホホルダー
レンタサイクルにはスマホスタンドが付いていないことがほとんど。これ一つカバンに入れておくだけで、快適さが段違いです。
フクギ並木には、思わず写真を撮りたくなるスポットがたくさんあります。特に有名なのが「夫婦フクギ」と呼ばれる2本の巨木が寄り添うように立っている場所です。ここは夫婦円満や幸せを呼ぶパワースポットとしても人気があり、記念撮影には欠かせないポイントですね。二つの木が繋がっているように見える不思議な姿は、自然の生命力を感じさせてくれます。
そして、並木道を抜けた最北端にある備瀬崎(びせざき)は、透明度の高い海が広がる絶景スポットです。正面には伊江島のタッチュー(城山)がくっきりと見え、まさに「沖縄に来た!」と実感できる風景が広がっています。特に干潮時には広大なリーフ(珊瑚礁)が顔を出し、天然のプールのようになります。潮だまりには色とりどりの熱帯魚(ルリスズメダイなど)が取り残されていることもあり、水に入らなくても魚観察ができる貴重な場所です。
ここまでは入り口から歩くと、目安として徒歩約12〜15分ほどかかります。数字だけ見ると近く感じるかもしれませんが、真夏の炎天下で、しかも舗装されていない砂地を歩く場合、体感的にはもっと長く感じることがあります。行きは良くても「帰りがしんどい」となりがちなので、レンタサイクルがあれば風を切って数分でアクセスでき、体力温存の意味でも本当に楽です。自転車を停める際は、通行の邪魔にならないよう端に寄せ、必ず鍵をかけるようにしましょう。
適度な運動をした後はお腹が空きますよね。備瀬エリアには、古民家をリノベーションした素敵なカフェや食堂が点在しており、沖縄らしいゆったりとした時間を過ごすことができます。「コッコ食堂」の沖縄そばは、とろとろに煮込まれた軟骨ソーキが絶品で、観光客だけでなく地元の方にも愛される味です。また、「フクギ屋」や「チャハヤブラン」など、海を眺めながらランチができるお店も人気です。
また、並木レンタサイクルのすぐ近くには「美ら海Cafe」などもあり、海を眺めながら一休みするのも最高です。自転車を借りている最中に「ちょっと休憩」と立ち寄るのも良いですが、自転車のレンタル時間に含まれてしまうのがもったいないと感じる方は、返却後にゆっくりと食事を楽しむのもおすすめですよ。特に人気店はランチタイムに行列ができることもあるので、時間をずらすなどの工夫が必要かもしれません。
ちょっと嬉しいサービス
並木レンタサイクルでは、過去の利用者の口コミによると、利用後に「手作りサーターアンダギー」をサービスしてくれることがあるそうです。サクサクとした食感と優しい甘さが、サイクリングで疲れた体に染み渡りますね。こうした温かいおもてなしも、旅の素敵な思い出になります。
亜熱帯気候の沖縄の天気は変わりやすく、さっきまで晴れていたのに急なスコールに見舞われることも珍しくありません。「せっかく予約したから」と無理をして乗りたくなる気持ちは分かりますが、基本的には雨天時のサイクリングはおすすめできません。フクギ並木の道は舗装されていない箇所も多く、雨が降るとぬかるんで泥はねが酷くなりますし、濡れた路面でタイヤが滑って転倒するリスクも高まります。
予約をしていても、当日の天候が悪ければ無理をせずキャンセルを検討しましょう。その際は、先ほどもお伝えした通り、必ずお店への電話連絡を忘れないようにしてくださいね。多くのレンタサイクル店では、悪天候によるキャンセルには柔軟に対応してくれることが多いですが、連絡なしのキャンセルは厳禁です。
服装については、ペダルを漕ぎやすい動きやすい服がベストです。ロングスカートやワイドパンツは、チェーンやタイヤに巻き込まれる危険性があるため、避けた方が無難でしょう。また、日差しを遮る帽子やサングラス、日焼け止めも必須アイテムです。特に海岸沿いのルート(帰路など)は海風が強く吹くこともあるので、つばの広い帽子は飛ばされないように紐付きのものを選ぶか、クリップで留めておくと安心かなと思います。
最後に、服装に関連してもう一つ。フクギ並木は自然豊かな場所なので、木陰や草むらにはどうしても「蚊」がいます。刺されて痒い思いをしないよう、虫除け対策はしておいた方が無難です。
また、備瀬の海は本当に綺麗なので、もし海に入るなら沖縄のサンゴを傷つけない「ノンケミカルの日焼け止め」を選んであげてくださいね。
備瀬のフクギ並木は、歩いて回るには少し広く、特に暑い時期にはレンタサイクルが最強のパートナーになります。徒歩では辿り着くのが大変な備瀬崎の絶景も、自転車なら風を感じながら軽やかにアクセスできます。最後に、今回のポイントを振り返っておきましょう。
事前の予約とちょっとした情報収集で、現地での快適さは段違いに変わります。「予約しておいてよかった!」と思える瞬間がきっと来るはずです。ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのレンタサイクルを見つけて、フクギ並木の癒しの時間を満喫してくださいね。安全運転で、良い旅を!