沖縄3泊4日のスーツケースの大きさは?機内持ち込みと容量の最適解

沖縄3泊4日のスーツケースの大きさは?機内持ち込みと容量の最適解

沖縄への3泊4日の旅行を計画しているとき、まず最初に頭を悩ませるのが「スーツケースの大きさ」ではないでしょうか。「何リットルあれば足りるの?」「機内持ち込みサイズで行けるかな?それとも預けた方がいい?」と、出発前から考えることは山積みですよね。特に沖縄は、冬なら防寒着が必要ですし、夏なら水着やビーチサンダルといった嵩張るアイテムが増えるため、通常の国内旅行よりも荷物量を見極めるのが難しい行き先です。さらに、修学旅行や家族旅行、女子旅など、誰と行くかによっても正解は変わってきます。

私自身、何度も沖縄へ足を運んでいますが、最初の頃は「大は小を兼ねる」と巨大なスーツケースを持って行って移動でヘトヘトになったり、逆に「身軽さが一番!」と小さすぎるバッグで行ってお土産が全く入らず後悔したりと、失敗の連続でした。そんな数々の経験を経て、ようやく「これなら間違いない」という最適解が見えてきました。

この記事では、沖縄3泊4日という特定の行程において、最も快適に過ごせるスーツケースの選び方を、容量、機内持ち込みルール、季節ごとのパッキング術など、あらゆる角度から徹底的に解説します。これを読めば、もうサイズ選びで迷うことはありません。

記事のポイント
  • 3泊4日の沖縄旅行にジャストフィットするスーツケース容量の具体的な目安
  • 「機内持ち込み」と「預け入れ」それぞれのメリット・デメリットと判断基準
  • 冬の厚手衣類や夏のビーチグッズを賢く収納する季節別パッキング術
  • 航空会社の重量制限や危険物ルールなど、空港でトラブルにならないための知識
沖縄旅行でスーツケースが大きすぎて疲れたり、小さすぎてお土産が入らなかったりする失敗談のイラスト
目次

沖縄3泊4日のスーツケースの大きさ選び

3泊4日という期間は、沖縄観光において最も標準的かつ人気のあるスケジュールです。本島を一周したり、離島へ足を延ばしたりするのにちょうど良い長さですが、その分、荷物の量もそれなりになります。まずは、スーツケース選びの基礎となる「容量」の考え方と、旅のスタイルを左右する「持ち込みか預け入れか」という選択について、詳しく見ていきましょう。

3泊4日の容量は31~45リットルが目安

沖縄3泊4日の旅行に最適なスーツケース容量は31リットルから45リットル。海グッズや着替えが必要なため少し大きめが推奨。

一般的に、スーツケースの容量を選ぶ際の方程式としてよく言われるのが「1泊あたり10リットル」という計算式です。この公式に当てはめると、3泊4日の旅行なら「30リットルから40リットル」が適正範囲ということになります。実際に、多くの旅行ガイドや鞄メーカーの推奨サイズもこの範囲に設定されています。

しかし、私の経験上、沖縄旅行に関しては「少し大きめ」を見積もっておくことを強くおすすめします。具体的には、31リットルから45リットルの範囲がゴールデンゾーンです。なぜなら、沖縄旅行には他の国内旅行とは異なる「荷物が増える要因」がいくつもあるからです。

沖縄旅行で荷物が増える理由

  • 海・プール用品: 水着、ラッシュガード、ビーチサンダル、ゴーグル、浮き輪などは意外と場所を取ります。
  • タオルの持参: 多くのホテルでは客室タオルのビーチへの持ち出しを禁止しているため、自前のマフラータオルやバスタオルが必要です。
  • 着替えの回数: 高温多湿な気候のため、1日に2~3回シャワーを浴びて着替えることも珍しくありません。
  • 紫外線対策グッズ: 日焼け止め(顔用・体用)、サングラス、帽子、アームカバーなど、細かいアイテムが必須です。

例えば、31リットル~35リットル(SSサイズ・コインロッカーサイズ)は、ビジネスマンの出張や、荷物を極限まで減らせる旅慣れた人には最適ですが、お土産を一つ二つ買うともう入りきらない可能性が高いです。「洗濯はホテルでするから着替えは2日分だけ」「海には入らない」という割り切りができるならこのサイズでもOKです。

一方で、36リットル~45リットル(Sサイズ~Mサイズ)であれば、3泊分の衣類に加えて、予備の靴や多少のお土産スペースを確保できます。特に40リットル前後のサイズは、拡張機能(エキスパンダブル)が付いているモデルも多く、行きはコンパクトに、帰りはファスナーを開いて容量アップ、といった使い方ができるので非常に便利です。

結論として、「自分は荷物が少ない方だ」と自信がある人は30L台後半、「心配性でいろいろ持っていきたい」または「お土産をしっかり買いたい」という人は40L台前半~半ばを選ぶのが、3泊4日の沖縄旅行における失敗しないサイズ選びと言えるでしょう。

迷ったら「拡張機能付き」が最強
「行きは機内持ち込みしたいけど、帰りの荷物が心配…」という方には、ファスナーを開くだけで容量が5L~10L増える拡張機能(エキスパンダブル)付きのモデルが今の主流です。
特に、空港でPCやガイドブックをサッと出せる「フロントオープンタイプ」は一度使うと便利すぎて戻れません。私が愛用しているようなタイプだと、3泊4日の旅が劇的に快適になりますよ。


機内持ち込みSか預け入れMサイズか

スーツケースを機内持ち込みにする時短メリットと、預け入れにするパッキングの自由度の比較。

容量の目安がついたところで、次に直面するのが「機内持ち込みサイズ(Sサイズ)にするか、受託手荷物サイズ(Mサイズ)にするか」という運命の分かれ道です。これは単なる大きさの問題ではなく、空港での動き方や旅のスピード感を左右する重要な戦略的決断です。

まず、「機内持ち込み派(~40L)」の最大のメリットは、何と言っても「圧倒的な時間の節約」です。那覇空港は、特に夏休みや連休などの繁忙期になると、到着便が集中して手荷物受取所(ターンテーブル)が大混雑します。荷物が出てくるまでに20分~30分待たされることもザラにあります。機内持ち込みであれば、飛行機を降りてそのまま出口へ直行し、レンタカーの送迎バスやゆいレールの駅へ一番乗りできます。この「最初の30分」の差は、初日のスケジュールを有効に使う上で非常に大きいです。また、ロストバゲージ(荷物の紛失)のリスクがゼロであることや、キャスターが破損するリスクが低いことも魅力です。

一方で、「受託手荷物派(45L~)」のメリットは、「パッキングの自由度と安心感」に尽きます。機内持ち込みの場合、液体物の持ち込み制限(国内線はお茶などはOKですが、化粧品やスプレー類で気を使うことが多い)や、ハサミ・カッターなどの刃物類、そして何より厳しいサイズ・重量制限があります。預け入れにしてしまえば、100mlを超える化粧水や日焼け止めもそのまま入れられますし、ヘアスプレーなども(規定内であれば)気兼ねなく詰め込めます。

また、帰りのお土産問題も解決しやすいです。沖縄土産の定番「紅いもタルト」や「ちんすこう」の箱は、意外とかさばりますし、紙箱なので潰れやすいです。45L~60Lクラスのハードケースを預ける前提で持っていけば、衣類をクッション代わりにして、これらのお土産をケース内に安全に収納して持ち帰ることができます。手荷物が増えて空港内を移動するのが億劫な方や、LCCではなくJAL/ANAなどのフルサービスキャリア(預け入れ無料)を利用する方は、迷わず預け入れサイズを選ぶのが賢明かもしれません。

比較項目機内持ち込み(Sサイズ)受託手荷物(Mサイズ~)
到着後の動き◎ 待ち時間ゼロで即移動可能△ ターンテーブルで待つ必要あり
容量△ お土産を入れる余裕は少ない◎ お土産も冬服も余裕で入る
液体物・制限△ 制限あり(特に国際線仕様の場合)◎ 制限が緩く、パッキングが楽
移動の楽さ◎ 階段や電車移動がスムーズ○ 重いが、空港内ではカート利用可

私のおすすめプランとしては、「行きは機内持ち込みサイズで頑張り、帰りは荷物が増えるのでカウンターで預ける」というハイブリッドな運用です。これなら、行きはスピーディーに行動でき、帰りは重い荷物を運ぶ手間を省けます。ただし、この場合も「お土産が入るスペース」をどう確保するかが課題になるので、折りたたみ式のボストンバッグ(キャリーオンバッグ)を忍ばせておくのが鉄則です。

行きは機内持ち込みでスムーズに移動し、帰りは増えたお土産ごと預け入れにする沖縄旅行の賢い移動方法。

機内持ち込みは重量10kgの壁に注意

「よし、機動力重視で機内持ち込みサイズのスーツケースで行こう!」と決めたあなた。ここで一つ、非常に重要な注意点があります。それは、多くの航空会社が定めている「総重量10kg以内」という厳しいルールです。

ANA、JAL、スカイマーク、ソラシドエアといった国内の主要航空会社では、機内持ち込み手荷物の条件を「サイズ(3辺の合計115cm以内など)」だけでなく、「重量(身の回り品を含めて合計10kg以内)」と定めています。LCC(ジェットスターやピーチなど)に至っては、「合計7.0kg以内」とさらに厳しい制限が設けられていることがほとんどです。

この「10kg」や「7kg」という数字、実は思っている以上にシビアです。計算してみましょう。

飛行機の機内持ち込み手荷物は合計10kg以内が一般的。スーツケース本体に加えPCやバッテリーで重量オーバーになりやすい。
  • スーツケース本体の重さ: 一般的な機内持ち込み対応のハードケース(ファスナータイプ)で、軽量なものでも約2.5kg~3.0kgあります。しっかりしたフレームタイプなら3.5kg~4.0kg近くあることも。
  • 残りの許容重量: つまり、中に入れられる荷物は実質6.0kg~7.5kg程度しかありません。

3泊4日分の衣類(ジーンズなどは重い)、化粧ポーチ、洗面用具、そして見落としがちなのが「デジタルガジェット」です。モバイルバッテリー、充電器、タブレットやノートPC、カメラなどを入れると、これだけで1kg~2kgは簡単に超えてしまいます。さらにガイドブックや折り畳み傘を入れると……空港のカウンターで計量した瞬間に「11.5kgです。お預けになります」と宣告されるケースが後を絶ちません。

私の失敗談
以前、LCCで沖縄に行った際、サイズは完璧に守っていたのですが、重量が7.8kgで0.8kgオーバーしてしまいました。その場でスーツケースを開けて、重いモバイルバッテリーや本をポケットに詰め込み、なんとかパスしましたが、チェックインカウンター前で荷物を広げるのは非常に恥ずかしかったですし、冷や汗ものでした。

対策としては、まず「スーツケース自体の軽さ」にこだわって選ぶこと。最近では2kgを切る超軽量ソフトキャリーも販売されています。また、重たいモバイルバッテリーやPC、カメラなどは、スーツケースではなくリュックやハンドバッグ(身の回り品)の方に移しておくことで、重量を分散させるテクニックも有効です(ただし、身の回り品との「合計重量」で量られる会社もあるので注意が必要です)。

もし、パッキングの時点で「これ、10kg超えてるかも…」と不安になるようなら、当日空港で焦るよりも、最初から受託手荷物として預けるつもりで準備を進める方が、精神衛生上も良く、結果的に快適な旅になるはずです。

修学旅行は40Lから50Lがおすすめ

ここまでは個人旅行を想定して書いてきましたが、沖縄といえば「修学旅行」のメッカでもあります。高校生の3泊4日の修学旅行の場合、スーツケース選びには少し違った視点が必要です。結論から言うと、40リットル(機内持ち込み最大サイズ)~50リットル(Mサイズ)が最も推奨されるサイズです。

修学旅行特有の事情として、「お土産を大量に買う」という点と、「集団行動でのスムーズさ」が求められる点が挙げられます。家族や部活の先輩・後輩へのお土産を買うと、帰りの荷物は確実に行きの1.5倍以上に膨れ上がります。そのため、30Lクラスの小さなキャリーケースでは、帰りに手提げ袋を両手に持つことになり、移動中のバスへの積み込みや、空港での整列移動の際に非常に邪魔になります。

また、パッキングに不慣れな学生さんも多いため、几帳面に畳まないと入らないギリギリのサイズよりは、多少雑に放り込んでも蓋が閉まるくらいの余裕があるサイズ(45L~50L)の方が安心です。

そして、私が最もおすすめしたいのが「スーツケース+リュックサック」の分散スタイルです。

修学旅行生におすすめのパッキング方法。40-50Lのスーツケースにお土産スペースを確保し、リュックサックを貴重品用にする。
  • スーツケース(40~50L): ホテルでの着替え、洗面用具、予備の靴、お土産(帰り)。基本的にはバスのトランクや部屋に置きっぱなしにするもの。
  • リュックサック(20L程度): 財布、スマホ、しおり、飲み物、ハンカチ、カメラ、モバイルバッテリー。機内に持ち込み、現地での班別行動中も常に背負って歩くもの。

この2つに分けることで、空港での預け入れもスムーズになりますし、飛行機の中で必要なものだけをサッと取り出せます。さらに重要なテクニックとして、「行きのスーツケースは半分空けておく」ことを意識してみてください。片側のスペースが空っぽの状態で出発できれば、帰りはそこにお土産を詰め込むだけでパッキングが完了します。これは修学旅行生に限らず、全ての旅行者に通じる極意です。

お土産を買うなら容量に余裕を持つ

沖縄旅行の楽しみの一つは、間違いなくショッピングですよね。国際通りや空港、各地の道の駅には魅力的なお土産が溢れています。しかし、これらがスーツケースの容量を圧迫する最大の要因でもあります。「お土産くらい手荷物で持てばいいや」と軽く考えていると、痛い目を見ることになります。

沖縄土産の特徴として、「箱物(かさばる)」「割れ物(気を使う)」が多いことが挙げられます。
例えば、誰もが一度は目にしたことのある「紅いもタルト」。6個入りや10個入りの箱は、結構な厚みと面積があります。これを職場や学校、親戚用に5箱買うと、それだけで20リットル近いスペースを消費してしまいます。また、「ちんすこう」も箱入りが多く、個包装とはいえ圧力がかかると砕けやすいお菓子です。

さらに、琉球ガラスや「やちむん(焼き物)」、泡盛の瓶などは、絶対に割りたくないアイテムです。これらを機内持ち込みの手提げ袋に入れて持ち歩くのは重くて大変ですし、上の棚に入れた時に他の荷物に押されて割れるリスクもあります。最も安全な輸送方法は、「ハードケース(スーツケース)の中に衣類で包んで収納し、預け入れ荷物にする」ことです。スーツケースの堅牢なボディと、周囲の衣類がクッションとなり、中の壊れ物を衝撃から守ってくれます。

紅いもタルトや泡盛などの沖縄土産をスーツケースに詰めた図。割れ物は衣類をクッションにしてハードケースに入れるのが安全。

この「お土産保護輸送」を実現するためには、帰りのパッキング時にスーツケース内に十分な空きスペースが必要です。もし3泊4日でお土産をしっかり買う予定があるなら、機内持ち込みサイズにこだわらず、45L~60LクラスのMサイズスーツケースを選んでください。「大は小を兼ねる」の言葉通り、余裕のあるスペースは、旅の終わりのパッキングストレスを劇的に減らしてくれます。

ただ、どうしてもハードケースに空きがない場合は、スーツケースの持ち手に通して固定できる「キャリーオンバッグ」を1つ忍ばせておくと無敵です。使わないときは畳んでポケットに入れておき、お土産が増えたらサッと広げて合体。これで空港内の移動も片手でスイスイです。


沖縄3泊4日のスーツケースの大きさに関する注意点

容量の目安がついたところで、次は沖縄ならではの特殊事情や、移動手段、季節ごとの変化球について解説します。これを知らずに行くと、「スーツケースが車に入らない!」「ヘアアイロンが没収された!」といったトラブルに見舞われる可能性があります。

冬の沖縄は厚手のアウターで嵩張る

「沖縄=常夏」というイメージが強いですが、冬(12月~2月頃)の沖縄を侮ってはいけません。平均気温こそ15℃~20℃程度ありますが、北風が強く吹き付けるため、体感温度は数字以上に低く感じられます。日中は長袖シャツやパーカーで過ごせても、朝晩や風の強い海岸沿いでは、ウインドブレーカーやライトダウンジャケットが必須となります。

ここで問題になるのが、「冬服のボリューム」です。夏服のTシャツや短パンに比べ、トレーナー、パーカー、デニム、アウターといった冬服は、畳んでもかなりの厚みが出ます。3泊4日分の冬服をそのまま詰め込むと、40Lのスーツケースなんて一瞬で埋まってしまいます。

解決策:圧縮袋の活用
冬の沖縄旅行において、「衣類圧縮袋」はパスポートの次に重要なアイテムと言っても過言ではありません。100円ショップやスリーコインズで手に入る、手で丸めて空気を抜くタイプのもので十分です。セーターやフリースなどは、圧縮することで体積を半分以下に減らすことができます。これを使うか使わないかで、ワンサイズ下のスーツケースで行けるかどうかが決まります。

かさばる冬服を衣類圧縮袋でコンパクトにするパッキング術。スーツケースの容量を節約できる。

ちなみに、最近の旅好きの間では、ビニール製ではなく「ファスナーで閉めるタイプの圧縮ポーチ」が常識になりつつあります。掃除機も不要ですし、ホテルで広げても恥ずかしくないデザインなのが嬉しいポイント。これを使うだけでスーツケースの片側が丸々空くこともありますよ。


また、出発地(東京や大阪など)と沖縄の気温差対策も必要です。出発地では厚手のコートやダウンを着ていると思いますが、沖縄に着いたらそれはただの「巨大な荷物」になります。空港のコート預かりサービスを利用するか、ユニクロのウルトラライトダウンのように小さく収納できるアウターを選び、スーツケースの隙間に押し込めるようにしておくのがスマートです。

夏は着替えと水着で荷物が増える

夏の沖縄旅行は着替えの枚数が多くなりがち。水着やラッシュガード、濡れたものを入れる防水バッグが必須アイテム。

では、夏(4月~10月頃)なら荷物は少ないのかというと、そうとも言い切れません。確かに衣類一枚一枚は薄いのですが、沖縄の夏は高温多湿。外を少し歩くだけで汗だくになります。そのため、通常の旅行よりも「着替えの枚数」を多く見積もる必要があります。1日に昼と夜で2回着替える、あるいは海遊びの後に着替えることを考えると、3泊4日で最低でも4~5セット分のTシャツや下着が必要になることも。

さらに、夏旅の荷物を圧迫するのが「マリンアクティビティ用品」です。

  • 水着・ラッシュガード: 意外とかさばります。
  • ビーチサンダル: 現地調達もアリですが、履き慣れたものが一番。
  • シュノーケルセット・浮き輪: レンタル代を節約して持参する場合、かなりのスペースを取ります。
  • タオル類: これが一番の難敵です。ホテルのタオルは持ち出し禁止の場合が多く、かといって濡れた体で車に乗るわけにはいきません。速乾性のスイムタオルや、薄手のガーゼタオルなど、コンパクトになるものを選びましょう。

また、使用後の濡れた水着やタオルを持ち運ぶための「ドライバッグ(防水バッグ)」や、厚手のビニール袋も忘れずに。これらをスーツケースに入れる際は、他の衣類を濡らさないよう、完全に隔離できるスペースやポケットを活用するのがコツです。夏の沖縄は「薄い服がたくさん」+「水遊び道具」で、結果的に冬と同じくらいの容量が必要になることを覚えておいてください。

レンタカーのトランク容量を確認する

沖縄旅行の移動手段として欠かせないレンタカー。しかし、ここで発生するトラブルNo.1が「予約した車にスーツケースが載りきらない」という問題です。特に、4人以上のグループ旅行や家族旅行でこの悲劇が多発します。

レンタカー会社で最も安価で一般的な「Sクラス(コンパクトカー)」を予約したとします。車種で言うと、トヨタのヤリス、ホンダのフィット、マツダ2などが該当します。これらの車のトランクは、普段の買い物には十分ですが、旅行用のスーツケースを積むようには設計されていません。

車種クラス代表車種乗車定員積載可能数(Mサイズ)4名乗車時の判定
コンパクトヤリス, フィット5名2個~3個× ほぼ不可能
後部座席を倒さないと4個は無理
セダンカローラ, プリウス5名2個~3個△ 厳しい
トランクの形状により入らないことも
ワゴンカローラツーリング, シャトル5名4個◎ 余裕あり
奥行きがあるので4個平積み可能
ミニバンノア, セレナ7~8名4個~6個☆ 最適
3列目を跳ね上げれば大容量
4人旅行でコンパクトカーを選ぶとスーツケースが載らない失敗例。ワゴン車やミニバンへのアップグレードを推奨。

表を見ても分かる通り、コンパクトカーに大人4人が乗り、それぞれがハードケースを持っていた場合、トランクには物理的に入りません。結果、後部座席の真ん中にスーツケースを置いたり、膝の上に抱えて移動したりすることになり、快適なドライブとは程遠い修行のような時間になってしまいます。

これを回避するための戦略は2つです。
1つ目は、「車種をアップグレードする」こと。数千円の差額でワゴン車やミニバン指定に変えられるなら、迷わずそうすべきです。
2つ目は、「ソフトキャリーやボストンバッグを混ぜる」こと。全員がカチカチのハードケースだと隙間なく詰めることができませんが、メンバーの半数が形の変わるボストンバッグであれば、トランクの隙間に押し込むことができ、コンパクトカーでもなんとか全員分の荷物が載るようになります。レンタカーを利用する際は、人間だけでなく「荷物の席」も考えて予約しましょう。

ヘアアイロンや電池の機内持ち込み

電池が取り外せない充電式ヘアアイロンは持ち込み不可。モバイルバッテリーは必ず手荷物として機内に持ち込む必要がある。

パッキングの最終段階で確認してほしいのが、航空法で定められた「危険物」のルールです。特に、女性の必需品である「ヘアアイロン」と、スマホ世代の命綱「モバイルバッテリー」は、ルールを間違えると空港の保安検査場で没収・廃棄処分という最悪の事態を招きます。

ヘアアイロン・くるくるドライヤー

ヘアアイロンの持ち込み可否は、その「電源方式」によって完全に運命が分かれます。

  • コンセント式(コードあり): ○ 機内持ち込みOK / ○ 預け入れOK
    一番安全なタイプです。制限なく持って行けます。
  • ガス式: △ 条件付きでOK
    炭化水素ガスが充填されているものは、お一人様1個まで。必ず「発熱部に安全カバーが付いていること」が条件です。予備のガスカートリッジは持ち込みも預け入れも不可です。
  • 充電式(コードレス): × 要注意(没収リスク最大)
    ここが最大の落とし穴です。リチウムイオン電池が内蔵されているコードレスタイプの場合、「電池が本体から取り外せるかどうか」が全てです。
    ・電池が外せる場合: 外した電池は機内持ち込み(預け入れ不可)。本体はどちらでもOK。
    ・電池が外れない場合: 機内持ち込みも預け入れも一切不可。その場で廃棄です。

最近人気のUSB充電式コードレスアイロンなどは、電池一体型が多いです。これらはどんなに高価な製品でも、飛行機には載せられません。沖縄旅行には、多少面倒でもコンセント式のものを持っていくのが最も確実な防衛策です。
(出典:国土交通省『【ヘアケア製品をご購入の皆様へ】航空機への持込みにご注意ください!』

旅行用として割り切るなら、サロニアなどの「コンパクトサイズ」かつ「耐熱ポーチ付き」のモデルが一つあると便利です。これなら使用後すぐにポーチに入れてスーツケースにしまえますし、コンセント式なら保安検査もスルーパスです。数千円で空港でのドキドキから解放されるなら安いものですよね。


モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)

スマートフォンやカメラの充電に使うモバイルバッテリーは、衝撃で発火する恐れがあるため、「預け入れ荷物(スーツケース)」に入れることは法律で禁止されています。必ず、手荷物としてバッグに入れ、機内に持ち込んでください。
カウンターでスーツケースを預けた後に、X線検査でバッテリーが見つかると、呼び出し放送がかかったり、立ち会いなしで鍵を開けられたりして、出発が遅れる原因になります。パッキングの際は、「バッテリーは手元に!」を合言葉にしてください。

LCCや離島便のサイズ制限を知る

最後に、少しマニアックですが重要な「機種による制限」について触れておきます。那覇空港までは大型機で行くことが多いですが、そこから石垣島、宮古島、久米島などの離島へ乗り継ぐ場合、飛行機のサイズが小さくなることがあります。

JALグループのRAC(琉球エアーコミューター)などが運航するプロペラ機(ボンバルディアDHC-8など)は、100席未満の小型機に分類されます。この場合、機内持ち込み可能なサイズの上限が、通常の「55cm×40cm×25cm」から、「45cm×35cm×20cm」へと大幅に縮小されます。

つまり、「東京から那覇までは機内持ち込みできたスーツケースが、那覇から石垣行きの便では持ち込み不可と断られる」という現象が起こります。ゲート前で慌てて荷物を預ける手続きをさせられると、乗り継ぎ時間に余裕がない場合は致命的です。離島へ行く予定がある場合は、最初から小型機の制限に合わせた小さなバッグにするか、最初から全ての区間で荷物を預けてしまうのが安全です。

LCC利用時の注意点
ピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)を利用する場合は、受託手荷物が別料金になっていることがほとんどです。チケット予約時にオプションで追加しておかないと、当日空港カウンターで支払う料金は割高になります。「3泊4日で荷物が増えそうだから預けようかな」と思っているなら、航空券購入の段階で「受託手荷物付き」のプランを選んでおくことを強くおすすめします。

「年に1回しか使わないし、家に置く場所がない…」という方へ
無理に安いスーツケースを買うより、「レンタル」するという手もあります。レンタルを利用すれば、憧れのリモワや高性能な軽量スーツケースが数千円で借りられます。メンテナンス不要で、使い終わったら送り返すだけ。賢い選択肢の一つとして検討してみてください。

沖縄3泊4日のスーツケースの大きさまとめ

沖縄旅行のスーツケース選びと準備のまとめ。容量、重量制限、レンタカー積載、危険物ルールのチェックポイント一覧。

ここまで、沖縄3泊4日の旅におけるスーツケース戦略について、様々な角度から解説してきました。長くなりましたが、最後に要点を整理します。

まず、基本となる容量は「31リットル~45リットル」。この範囲であれば、3泊分の荷物を過不足なく収納できます。ただし、お土産をたくさん買う予定がある方、パッキングに自信がない方、冬場で服がかさばる方は、迷わず「45リットル以上のMサイズを預け入れにする」ことをおすすめします。これが一番ストレスフリーで失敗のない選択です。

機内持ち込みにこだわる「時短派」の方は、サイズだけでなく「総重量10kg(LCCなら7kg)」の壁を常に意識してください。デジタル機器や液体物をうまく分散させ、軽量化を図る工夫が必要です。

そして、現地での移動手段(レンタカーの大きさ)や、季節ごとの必需品(圧縮袋や水遊びグッズ)、航空会社の危険物ルール(ヘアアイロン)もしっかり頭に入れて準備を進めてください。たかがスーツケース、されどスーツケース。ここをしっかりとシミュレーションしておくことで、空港でのトラブルや現地での移動ストレスを回避し、沖縄の青い海と空を100%楽しむことができるはずです。

あなたの沖縄旅行が、快適で最高の思い出になることを心から願っています。しっかりと準備をして、行ってらっしゃい!

※本記事の情報は執筆時点の一般的な目安です。航空会社の規定や車種の仕様は変更される場合がありますので、最終的な判断は各公式サイト等で正確な情報をご確認ください。

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