こんにちは。美らトリップ沖縄を運営しているReireiです。
2026年10月1日から、観光アプリ「STLOCAL(ストローカル)」が那覇・浦添エリアに対応しました。沖縄旅行で使える交通・観光のデジタルチケットをスマホで購入でき、その中にはゆいレールの24時間乗車券・48時間乗車券も含まれています。
那覇空港に着いてから券売機へ並ばず、スマホでチケットを用意してそのまま移動できるのはかなり便利です。ただし、24時間券や48時間券は「買えば必ず得」というものではありません。国際通りへの往復だけなら都度払いの方が安いケースもあり、何回乗るかで選ぶ必要があります。
この記事では、STLOCALの基本的な使い方から、ゆいレール24時間券・48時間券の料金、購入から改札通過までの流れ、どんな旅行なら元を取りやすいかまでまとめます。スマホの充電や通信、QR乗車券を使うときの注意点も先に押さえておきましょう。
- 沖縄版STLOCALでできることと対応エリア
- ゆいレール24時間券・48時間券の料金と有効時間
- スマホでの購入からQR改札までの使い方
- フリー乗車券が向く旅程と注意点

STLOCALは沖縄で何ができる?
STLOCALはゼンリンが提供する観光アプリで、観光情報を見るだけでなく、交通機関や観光施設のデジタルチケットを購入したり、地図を見ながら街歩きを楽しんだりできるサービスです。
沖縄では2026年10月1日から那覇・浦添エリアのサービスが始まりました。中心になるのは、那覇空港から那覇市内・首里・浦添方面を結ぶゆいレールの24時間乗車券と48時間乗車券です。
那覇・浦添で2026年10月開始
STLOCALの沖縄展開は、那覇市と浦添市を公共交通で回りやすくするのが大きな目的です。那覇は観光地やホテルが集まっていますが、道路は時間帯によって渋滞しやすく、レンタカーで国際通り周辺を回ると駐車場探しに時間を取られることもあります。
その点、ゆいレールなら道路渋滞の影響を受けにくく、那覇空港・県庁前・美栄橋・牧志・おもろまち・首里・浦添前田・てだこ浦西などをつないで移動できます。那覇市内を中心に観光するなら、レンタカーを借りずにゆいレール+徒歩で回る日を作るのもかなり現実的です。
レンタカーを使うか迷っている場合は「沖縄観光でレンタカーが必要か?車なし移動の最新事情2026」も参考にしてください。
チケット以外の機能もある
STLOCALはチケット販売だけのアプリではありません。観光スポットの検索、周遊コース、ビンゴ、スタンプラリーなども用意されています。旅行中に「次どこへ行こう?」となったとき、周辺スポットを探す用途にも使えます。
沖縄エリアでは、ゆいレールのラッピング車両の位置情報を地図上で確認できる実証実験も2027年3月まで予定されています。移動のためだけでなく、ゆいレールそのものを楽しみたい人にも面白い機能ですね。

24時間・48時間券の料金
ゆいレールのフリー乗車券は、一定時間ゆいレール全線を何度でも乗り降りできるタイプです。2026年10月時点の料金は次のとおりです。
| 券種 | 大人 | 小児 | 有効時間 |
|---|---|---|---|
| 24時間乗車券 | 1,000円 | 500円 | 利用開始から24時間 |
| 48時間乗車券 | 1,800円 | 900円 | 利用開始から48時間 |
ここで大事なのが、一般的な「その日の終電まで」という1日券とは違い、24時間・48時間という時間制で使える点です。たとえば24時間券を午後3時ごろから使い始めれば、翌日の午後まで利用できます。
沖縄到着日の午後から那覇観光を始め、翌日の昼までゆいレールを使うような旅程では、この時間制がかなり使いやすいです。朝から使わないと損、というタイプではありません。

普通運賃と比べると?
那覇空港駅から県庁前駅は大人290円、美栄橋・牧志・おもろまち方面は320円、首里駅は360円、てだこ浦西駅は390円です。空港からホテルへ1回移動するだけなら、もちろんフリー乗車券より普通運賃の方が安くなります。
一方、1日に中距離の移動を4回ほどすると、合計が1,000円前後まで近づきます。空港→ホテル、ホテル→首里、首里→おもろまち、おもろまち→国際通り周辺というように複数回乗るなら、24時間券を比較する価値が出てきます。
48時間券は大人1,800円なので、2日間で5〜6回以上しっかり乗る旅程なら候補になります。短距離移動ばかりだと都度払いの方が安い場合もあるため、回数だけでなく予定している区間も見てください。
STLOCALでの購入方法
STLOCALの便利なところは、券売機へ行く前にスマホでチケットを買えることです。那覇空港へ到着してから大きなスーツケースを持って券売機の前に並ぶ必要を減らせます。
アプリを入れてログイン
まずSTLOCALアプリをスマートフォンへインストールし、利用できる状態にしておきます。旅行当日に空港で初めて登録すると、通信状況や入力作業で意外と時間を使うことがあるので、できれば出発前に準備しておくのがおすすめです。
アプリは更新されることがあるため、旅行直前に最新バージョンになっているかも確認しておきましょう。特にデジタルチケットはアプリ側の機能を使うため、古いバージョンのまま現地へ行かない方が安心です。
沖縄のチケットを選ぶ
アプリ内で沖縄・那覇浦添エリアのチケットを開き、ゆいレール24時間乗車券または48時間乗車券を選びます。利用日、人数、券種など、購入画面に表示される条件を確認してから進みます。
家族で使う場合は、大人・小児の人数を間違えないようにしてください。ゆいレールでは12歳以上が大人で、6歳以上12歳未満は小児が基本ですが、12歳でも小学生は小児扱いです。
クレカ・PayPayで決済
STLOCALではクレジットカードやPayPayで事前決済できます。クレジットカードはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubが案内されています。
決済が正常に終わると、電子チケットがアプリ上に表示されます。PayPayやブラウザへ画面が切り替わった場合は、決済後にSTLOCALへ戻り、購入完了画面や購入履歴にチケットが表示されているか確認しておくと安心です。
購入から乗車までの流れ
初めて使うときは、画面を行ったり来たりするより、次の順番で進めると分かりやすいです。
- 旅行前にSTLOCALアプリをインストールしてログインする
- 沖縄・那覇浦添エリアから利用したいチケットを探す
- 人数・券種・利用条件を確認して決済する
- マイページの購入履歴にチケットが表示されているか確認する
- 実際に乗る直前に利用開始し、QRを改札へかざす
特に確認したいのが4番目です。決済画面まで進んでも、通信エラーなどで購入が完了していない可能性があります。「カードの決済画面が出たから大丈夫」と思い込まず、STLOCALへ戻って購入履歴にチケットが出ているか確認してください。
旅行当日に那覇空港でアプリ登録から始めることもできますが、空港到着直後は手荷物受け取り、家族との合流、ホテルへの移動などで意外とバタバタします。出発前にアプリだけ入れておき、現地ではチケットを選ぶだけにしておく方がスムーズです。

QR乗車券の使い方
STLOCALで購入したゆいレール乗車券は、利用開始時にQR形式の電子チケットが生成されます。改札ではスマートフォンに表示したQRを、改札機の読取部へかざして通ります。
利用開始は乗る直前に
24時間券・48時間券で一番大事なのは、利用開始のタイミングです。購入した時点と実際に使い始める時点は分けて考え、最初に改札を通る少し前にチケット画面を開いて利用開始処理をするのが分かりやすいです。
ホテルへ到着した日はタクシー移動だけで、ゆいレールに乗るのは翌朝という旅程なら、前日のうちに無駄に利用開始しない方が有効時間を使いやすくなります。購入後の具体的な利用開始条件はチケット画面の表示を優先してください。
改札でQRを読み取らせる
利用開始後は、アプリに表示されるQR乗車券を改札機のQR読取部へかざします。入場時だけでなく、出場時も同じようにスマホを使います。
STLOCALのゆいレールQRは利用開始時に生成され、その後も動的に更新される仕組みです。そのため、念のためスクリーンショットを撮っておけば大丈夫、という使い方は避け、実際のアプリ画面を表示できる状態にしておく方が確実です。

チケットの選び方と活用法
24時間券と48時間券のどちらを選ぶかは、沖縄に何日いるかではなく、ゆいレールを集中して使う時間で考えると選びやすいです。
24時間券が向く人
- 到着日午後から翌日昼まで那覇観光する
- 1日に3〜4回以上ゆいレールへ乗る予定がある
- 国際通り、首里、おもろまちを同じ日に回る
- 那覇空港との移動も24時間内に含められる
たとえば午後に那覇空港へ着き、ゆいレールで国際通り周辺のホテルへ移動。その後おもろまちへ出かけ、翌朝は首里方面へ行くような旅行なら24時間券と相性が良いです。
48時間券が向く人
- 那覇に2泊して公共交通中心で観光する
- 2日間で首里・国際通り・新都心・浦添を回る
- レンタカーを借りず、ゆいレールを移動の軸にする
- 空港往復を含めて何度も乗り降りする
48時間券は2日間ずっと車なしで那覇・浦添を回る旅行に向いています。特にホテルを県庁前・美栄橋・牧志・おもろまち周辺に取って、そこを拠点に動くなら使いやすいです。

3つの支払い方を比較
| 使い方 | 向いている旅行 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 24時間券 | 到着日〜翌日まで集中して観光 | 時間制で日付をまたげる | 乗車回数が少ないと割高 |
| 48時間券 | 那覇に2泊して車なし観光 | 2日間の移動をまとめやすい | 短距離移動中心だと元を取りにくい |
| 都度払い | 空港〜ホテルなど1〜2回だけ乗車 | Suicaやタッチ決済で手軽 | 何度も乗ると合計額が増える |
「何回乗れば絶対お得」という線引きは、乗る区間によって変わります。那覇空港〜県庁前のような290円区間なら4回で1,160円、那覇空港〜首里の360円区間なら3回で1,080円です。短距離を何度も乗るのか、空港や首里・浦添まで長めに移動するのかで判断してください。
私なら、旅行前にGoogleマップなどで予定ルートをざっくり作り、ゆいレールに何回乗るかだけ数えます。4回前後乗りそうなら24時間券を比較、2日間で6回前後なら48時間券も見る、というくらいで十分です。
都度払いが向く人
那覇空港から国際通り周辺のホテルへ移動し、その後はほぼ徒歩という旅行なら、フリー乗車券を買わない方が安い可能性が高いです。Suicaなどの交通系ICカードやクレジットカードのタッチ決済も使えるため、1〜2回しか乗らないなら都度払いで十分です。
国際通りと那覇空港の移動時間や交通手段を比べたい場合は「国際通りから那覇空港は何分?ゆいレール・タクシー・バスを比較」も参考にしてください。
24時間券のモデルコース
たとえば15時ごろ那覇空港に到着する旅行なら、空港から県庁前・牧志方面のホテルへ移動し、夕方は国際通りへ。翌朝は首里方面へ行き、昼すぎにおもろまちへ移動する流れなら、24時間という有効時間を無駄なく使いやすいです。
紙の「当日限り」の感覚だと、午後から使い始めるのはもったいなく感じますが、24時間券は翌日まで持ち越せるのが強みです。沖縄到着が午後便の人ほど使いやすいケースがあります。
48時間券のモデルコース
48時間券なら、1日目に那覇空港→国際通り→おもろまち、2日目に首里→浦添前田→てだこ浦西と動き、3日目の朝にホテルから那覇空港へ戻るような使い方も考えられます。利用開始時刻によっては、2泊3日の旅行でも空港往復を48時間内へ入れられます。
ただし、ホテルでゆっくり過ごす時間が長い場合や、2日目をレンタカー・バス観光に使う場合は48時間券のメリットが薄くなります。「2泊するから48時間券」ではなく、ゆいレールを使う時間が2日間に集中しているかで決めてください。
STLOCALで買える沖縄チケット
STLOCAL沖縄の面白いところは、ゆいレールだけではなく、那覇・浦添を中心とした交通や観光施設のチケットをまとめて探せることです。2026年10月のサービス開始時点では、計7事業者と連携しています。
| 事業者 | 主な取扱チケット |
|---|---|
| 沖縄都市モノレール | ゆいレール24時間乗車券・48時間乗車券 |
| 沖縄バス | 定期観光バス |
| 東京バス | TK01〜04系統フリーパス(1〜5日券) |
| 沖縄エアポートシャトル | 2回乗車券(全区間券・恩納村区間券) |
| CAVE OKINAWA | 神秘の鍾乳洞入場券 |
| カリー観光 | パルコシティシャトル・北谷ライナー |
| 浦添市美術館 | 常設展観覧券 |
那覇だけでなく北谷や恩納村方面へ移動する旅行でも、バス系チケットが候補に入ります。ゆいレール24時間券とほかの交通チケットを別々のサイトで探さず、一つのアプリ内で確認できるのは旅行者には分かりやすいかなと思います。
沖縄本島のバス乗り放題系チケットを比較したい場合は「沖縄でバス乗り放題!おすすめ活用法まとめ」もあわせてどうぞ。
使い方の注意点と向く旅行
スマホだけでチケットを購入・利用できるのは便利ですが、紙の乗車券とは違う注意点があります。旅行当日に困りやすいのは、バッテリー切れと通信、そして改札でQRをすぐ出せないケースです。
スマホの充電を切らさない
電子チケットはスマートフォンを表示できなければ使えません。観光中は地図、カメラ、SNS、検索でもバッテリーを使うため、朝100%でも夕方にはかなり減っていることがあります。
特に48時間券で2日間使うなら、小型のモバイルバッテリーを持っておくと安心です。ゆいレールで乗り降りする直前に電源が切れるのが一番困るので、残量20〜30%になる前に充電しておくくらいがちょうどいいかなと思います。

電子チケット中心で観光するなら、旅行用には軽量タイプのモバイルバッテリーが使いやすいです。
通信できる状態にしておく
QR乗車券はアプリ上で表示して使うため、通信状態にも注意が必要です。駅へ着く直前ではなく、ホームや改札へ向かう前に一度チケット画面が開くか確認しておくと慌てません。
那覇空港に到着した直後は、機内モードを解除し忘れていたり、ローミング設定で通信できていなかったりすることもあります。最初の乗車前にネット接続を確認しておきましょう。
モバイルSuicaの反応に注意
ゆいレールのQR電子チケットでは、スマートフォンにモバイルSuicaやモバイルPASMOなどが入っている場合、改札で交通系IC側が反応することがあります。QRをかざしたつもりなのに別の決済が反応すると分かりにくいですよね。
ゆいレール公式では、QR電子チケット利用時に必要に応じて交通系ICカードの優先設定を解除したり、NFC機能を無効にしたりする方法を案内しています。端末によって設定方法が違うため、改札で反応しない場合は駅係員へ確認してください。
改札でQRが出ないとき
改札前でQRが表示されない場合は、後ろに人が並んでいる状態で何度も操作を続けるより、いったん改札脇へ移動して通信・ログイン状態・購入履歴を確認する方が安全です。画面の明るさが低いと読み取りにくい場合もあるので、QRを出したら明るさを少し上げてみてください。
それでも通れないときは駅係員へ相談しましょう。二重に普通運賃を払ってから後で何とかしようとするより、その場で購入済みチケットを確認してもらう方が話が早いです。
払い戻し条件を購入前に確認
デジタルチケットは種類ごとにキャンセルや払い戻し条件が設定されています。使わなくなった場合でも、利用開始後や期限直前では払い戻せないことがあります。
予定変更の可能性がある旅行なら、購入画面のキャンセル条件を確認してから決済してください。利用前に払い戻しできるチケットでは、STLOCALのマイページ内「チケット購入履歴・払い戻し」から手続きする案内があります。
STLOCALが向く旅行
STLOCALは、特にレンタカーを使わず那覇・浦添を公共交通で回る旅行と相性が良いです。反対に、空港からレンタカーを借りてホテルへ直行し、那覇市内でもほとんど車移動という旅行なら、アプリの交通チケットを使う場面は少なくなります。
到着日から那覇観光する人
那覇空港へ昼〜夕方に到着し、そのまま国際通り、首里、新都心などを観光する人には使いやすいです。時間制の24時間券なら、到着日の午後から翌日の午後まで使えます。
飛行機を降りてからゆいレール駅までの動線については「那覇空港に着いてから出るまで何分?荷物受け取り・レンタカーの所要時間」でも詳しくまとめています。
那覇に2泊して車なしで回る人
国際通り周辺やおもろまちのホテルに2泊し、首里城や浦添方面まで足を伸ばすなら48時間券が候補になります。ホテルの駐車料金や那覇市内の渋滞を気にせず動けるのも公共交通のメリットです。
北谷・恩納村へバス移動する人
旅行前半は那覇をゆいレールで回り、その後はカリー観光や沖縄エアポートシャトルで北谷・恩納村方面へ移動する旅程でもSTLOCALを使いやすいです。
ただし、すべてのバス・観光施設のチケットがSTLOCALにそろっているわけではありません。利用したい路線が対象か、最新の取扱商品をアプリ内で確認してください。
沖縄STLOCALのFAQ
最後に、STLOCALとゆいレールのデジタルチケットで迷いやすい点をまとめます。
沖縄STLOCALまとめ
STLOCALは2026年10月1日から那覇・浦添エリアに対応し、ゆいレール24時間券・48時間券をスマホで購入できるようになりました。紙のフリー乗車券を買うために券売機へ並ばず、購入から改札までスマホで完結できるのが大きなメリットです。
- ゆいレール24時間券は大人1,000円・小児500円
- 48時間券は大人1,800円・小児900円
- 利用開始後はQR乗車券を改札機へかざす
- 1〜2回しか乗らないなら都度払いも比較する
- バスや観光施設など計7事業者のチケットも扱う
- 電子チケットなのでスマホの充電と通信環境は重要
那覇を車なしで回る旅行なら、STLOCALはかなり相性のいい選択肢です。特に空港到着後から翌日まで観光するなら24時間券、那覇に2泊して首里や浦添まで回るなら48時間券を検討してみてください。
取扱チケットやキャンペーンは今後増える可能性があります。旅行前にはSTLOCAL公式サイトとゆいレール公式の乗車券・運賃案内で最新情報を確認しておくと安心です。

